今年もまた、桜が満開になったとたんに雨がお降りになりやがり、
個人的に時間の都合がつかなかったこともあって、
桜を写真に納める機会を逸して、しおしおとしていたところ。
「いや……まだ山桜があるじゃないか」
平地の桜がたとえ散ってしまおうと、
やや遅めに咲く高地の桜は、今が見ごろなのでは?
と、思い立ち、
先日休みの折に、やや標高が高いところにある公園へと行ってまいりました。
はい、予想通りです。
天気がよかったせいもあり、
お花見しにきた人たちで賑わっていた公園のそこかしこに
優しげに咲く、桜の花が。
いやー、和む。
いやー、癒される。
何度見ても、桜はいいですね。
しかし、なんなんでしょうね。
この桜を見た時に胸に湧き上がる感情は。
よくぞ日本に生まれけり、って感じ?
側溝も花びらでいっぱいです。
これは『白妙(シロタエ)』という種の桜。
八重なので、遠目に見ると普通の桜の花よりもまん丸くて、かわいらしい。
ところで、春の公園には、
桜のほかにも、いろいろな花が咲いていました。
その一つが
この雪柳(ユキヤナギ)。
こんな小さな花が集まって咲いているんですが
まさしく枝の上に降り積もった雪のように見えます。
雪柳と桜の競演ってところでしょうか。
のどかだなあ。
1年ぶりに春を満喫した日でした。
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