水晶物語・第三章のプロットがようやくまとまったので、とりあえず一話分だけ更新。
「旅の始まり」というタイトルも変更しました。
プロットをまとめてみると、とてもまだ旅に出られるような状態ではないことに気づいたので……。
ただし、勢いで書いたので、読み直して後で修正する可能性もありです。
修正してから載せればいいんですけど……。なぜか気が焦ってしまって。
今回更新した内容は、ほとんど会話シーンです。
会話で話をつづっていくと、特に侍女達が登場する場合、なんかボリュームが増えてしまう。注意しよう。
続きは随時執筆中。
ランキングの方も、順調に伸びているようで、
皆さん本当にありがとうございます。
がんばろう!
ブログを更新するたびに、表示が変わるということで
ちょっと面白そうだったので。
プロフィールのところにあります。
ちゃんと表示されるまで、一日待ち。
明日が楽しみ~。
ファンタジーを書きながら、いつも思うことは
物語世界の中に、どれだけ現実世界の「当たり前」を取り入れるか、ということ。
『水晶物語』については、
あまり細かいことまでこだわらず、既存の知識を使って書いていますが
空想した物語であれば
現実世界とはまったく違う尺度で成り立っている世界観もあり得ます。
登場するのは、必ずしも私達と同じ形態の人間でなくてもいいわけだし、
大きな視点になると、必ずしも空は青ではなく、太陽だってない世界もある。
どうしても、現実に自分が見たもの、聞いたものが土台になってしまうんですよね。
『水晶物語』についても、
何となく中世ヨーロッパ的な世界を舞台にしています。
そこには、人がいて、現実と同じく馬という生き物がいて、人は井戸で水を汲んだりしています。
朝起きて、歩いて、食べて、働いて、夜には眠る。それが当たり前。
呼吸するのが当たり前、人は家に住んでいるのが当たり前。
雨が降るのも、雪が降るのも、水が透明なのも当たり前。
でも、それって現実世界の延長にしか過ぎない……。
現実世界の中に、魔法とか、魔物とかを持ち込んでいるだけなのでは……。
それって「空想小説」「ファンタジー」と言えるの?
……というようなことを、一時期ほんとうに真剣に考えてしまい、
「空想って一体ナンなんだ?」と
書いているものすべてが嘘くさく見えて、書くのがイヤになったことがあります。
たとえば、ファンタジーをテーマにした映画を見ても
台詞が全部英語だ、というだけで
そこに現実くささをどうしても感じてしまう、という状態でした。
「指輪物語」にしたって、ホビットやオークが何でフツーに英語しゃべってんだよー、とか思ったり。
考えすぎだなあ、と自分でも思ってたんですけどね。
でも、じゃあ実際に本当に現実世界とはかけ離れた世界を表現するとしたら……
とんでもない作業になるでしょうね。
何しろ、一からその世界を作り上げなくてはならないんですから。
どんな生き物がいるのか、どんな生活をしているのか、どんな外見をしているのか、
どのようにその生き物が生まれたのか、生まれる前はどうだったのか……。
こういうことを、すべての物事、現象において考えなくてはならないとしたら
……気が遠くなります。
世界を作る、というのもある意味では楽しいですが、キリがありません。
現実世界の常識から100%逃れられるか、というと、それは無理だと思いますし。
そして、そこまでこだわって、いざ物語を作ろうとしても、
あらゆるシーンが気になって、書いていて楽しくないんです。
「違う、この世界の人たちは、こんなことしない!」とか思って。
一度やってみて、挫折しました。
で、最近は、もうこだわるのはやめました。
既存の世界、知識を使って物語を作ったっていいじゃないか、という心境に
ようやく落ち着きました。
今の自分にとっては、とにかく書き続けることが重要。
でも、いつかは書いて見たい……という気はしますけどね。
本当に空想の中でしかあり得ない、現実とはかけ離れた世界の物語というものも。
この他にもいろいろ書きためている物語があります。
すべてがファンタジーではなく、中には現代物もあり、SFっぽい話もあり、時代物もあります。
どれも、思いついたイキオイで書き始めたものだから
一章か二章で止まっているものばかり。
そんな物語が50近くあります。
小説を書き始めた頃は、
面白い本を読んだり映画を見たりすると、すぐに触発されて頭の中にいろいろなプロットが浮かび、
新しい物語を書き始めてしまうことがほとんどで、その結果です。
どれも愛着があるし、せっかく思いついた物語なので
少しずつでも書き上げていければ、と思っています。
でも、今この瞬間にも、「あの物語は、あの後こうなって……」とか、「あのキャラは、こういう台詞を……」とか
いろいろなアイデアが止まらず、書く方が追いつきません。
忘れないように、メモってはいるんですが
メモが増えすぎて、何がなんだか……。
ああ、手が10本ほしい……。
もしくは、10倍の速さで書けるような手がほしい。
それがムリなら、せめて発想を遅らせることができればいいんですが
でも、どうやって?
分からないなりに、いろいろ調べながらやってると
なんかテンションが上がって楽しくなってきました。
ほんのちょっと変えるだけでも、すごく時間がかかっているけど。
でも、直した後にブログを見て「お、ちゃんと変わってる」と思ったときは
小さな感激が……。
メールフォームつけてみたり、バナー貼ってみたり。
変えてみたいところは一通り変えたので
とりあえずカスタマイズはこれで打ち止め。
楽しかったけど……疲れた。
ブログのカスタマイズをしていたら、徹夜してしまいました。眠い~。
プラグインの見せ方を、あーでもない、こーでもないと
ネットや本でいろいろ調べてみて
とうとう、私にとってかなりタブーであるHTML&CSSへの書き込みに手を出してしまった……。
変なことにならないか、とビビりながら直したんですが
ぱっと見て、あまり変わったように見えないところが、また……。
しかも、最初に思い描いていた形とは、ちと違うし。
初心者の限界ってやつ?
挙句の果てに
「……前の方が良かったんじゃない?」と、自分の苦労も水の泡にしてしまうようなことを呟いたりして。
でも、もう前の状態に戻せません。
というか、戻すの、メンドー。
いちおう、前のHTMLとCSSはコピってあるけど(小心者)。
ああ、水晶物語の続きを放っておいて、こんなことで時間をつぶしてしまったあああ。