やっとスズメのヒナが撮れました。
やっぱり親スズメよりも胸元が白くて、ほわほわしていて、
めっちゃカワイイです。
それはともかく。
今日書きたかったのは、かわいいスズメのことではなく。
先日のこと。
アパートの部屋の外から、鳴き騒ぐスズメたちの声が聞こえてきて
その鳴き声が尋常ではないほどウルサイかったので、
何事よ、と思い、窓の外を覗いてみた。
騒ぐスズメたち以外に、特に変わった様子もなく、
またいつものスズメたちの縄張り争いかよ、と思いつつ、
ふと、足元に目を落としてみると、
ヘビ、キターッッッッ!
というより、ヘビ、イターッッッッ!
私の部屋のベランダ真下に、
要するに、私の足の下10㎝ぐらいのところに、
ヘビの下半身がーーー!
なるほど、「ギャーッ」と叫びたい気持ちとは、こういうことを言うのか、と。
ワタシは、特にヘビがキライということはないけど、
それでもさすがに、いきなり足元に思いがけずヘビがいたら、そりゃ驚きますさ。
このアパートは結構長い間住んでいるけど、
まあ、確かに郊外ではあっても、ヘビを見たことなんて一度もなかったし、
そもそも、こんなふうにフツーにヘビが生息しているなんて、思いもよりませんでした。
こんなヤツが巣の近くに現れたとなっては
そりゃスズメも警戒して鳴き騒ぐのも当たり前。
ワタシとしては、コイツに恨みはないけれど、
とにかく、自分の真下15㎝という距離感に生のヘビがいる、という事実に耐えられず、
速やかにヘビに別の場所へ移動していただこうと思って、
まあ、足音立ててベランダを歩き回った、歩き回った。
スズメたちの鳴き声も異様だったけど、
あの時、ベランダを歩き回るワタシの姿を見てる人がいたなら、
結構それも異様な光景に写ったことでしょう。
その甲斐あって(?)、しばらくしたら、ヘビは
隣の部屋のベランダ下に移動したので、心底ホッとしました。(← ひどい。だが本音だ)
侵入者の横顔。
なんていう種類かは知りません。
まあ、ワタシも、突然現れたヘビに驚きながらも
取りあえず写真に収めようと、カメラを取りに行く余裕は一応あったわけですね。
スズメとヘビの膠着状態はしばらく続き、
ワタシも、隣の部屋のところにヘビが移動したことで
そっから先は他人事のように見ていたんですが(← ひどい。だが、これも本音だ)
ちょっと目を離したスキに、ヘビの姿はなくなっていました。
スズメたちはまだ騒いでいたから、近くにはいたんでしょうけれど。
それにしても今まで一度も見かけたことないヘビが
何故いきなり、こんなに思いっきり姿を見せたのか、それはナゾです。
スズメに追い立てられてきたんでしょうか。
だとしたら、少しかわいそうですが。
思いがけず人前に出てきて、一番パニクっているのは、案外このヘビなのかもしれません。
急な侵入者に、ちょっとたまげてみた、とある日のそんな出来事でした。
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