久しぶりのアネデン

今日、ホントに久しぶりに、三重に嫁にいった姉から電話がありました。

ワタシと姉はわりと淡白な者同士なので、しょっちゅう連絡をしあうような間柄ではなく、
電話だって、もう何年ぶりのことか。

こんなにご無沙汰になる前に、こちらから電話してもよかったんだけど、
間が空くと、なんとなく電話もしづらい、という思いがあって。
まあ、昔は結構電話し合う仲だったけど、いつの頃からか疎遠になってしまって
もともと電話はあまり好きじゃないし、
特に用もないのに、ふらっと電話したって何を話せばいいものやら、なんて考えてしまう。

でも、そう思っていたのはワタシだけのようで、
姉の方は、特に抵抗もなく、今日もこざっぱりと電話してきたようです。
別に、家族が相手だから、いきなりの電話でも遠慮する必要がどこにある？ ってなもんで。

ワタシの方が、考えすぎ？


しかしまあ、特に話すこともないと言いながらも、
いざ電話に出てみると、世間話やら近況報告やら
なかなかどうして話は尽きないものですね。
自分でも、ちょっとビックリ。
なんだかんだ言って、電話をなかなか切らずに
話を長引かせていたのは他ならぬワタシ自身だったな、と今日の電話を切った後で気づき、
誰が電話が苦手やねん、と思わず自らツッコんでしまいました。

何はともあれ、さしたる理由もなく姉と疎遠になるのもツマラナイので、
とりあえず今日の電話をきっかけに、
これからはもっと連絡を取り合うようになる……かもしれない。たぶん。

糸よりは太いが……

家の裏で、イトトンボ発見。

 

 

 

これ、ほとんど実寸大。
 

それにしても細い。

エンピツの芯くらいしかない太さの腹で、

ちゃんと食べたものを消化できんのか、コイツ？

鳴いてないっスよ

６月ごろ、一生懸命に巣づくりをしていたスズメたち。

マイ・ホームづくりも一段落したようで、

巣材を持って飛び回る姿を見なくなって久しい今日この頃。

 

久しぶりに、そのスズメたちを撮ってみようと

家の近くによく来るヤツを狙ってみましたが……。

 

 

 

……いかにもけたたましく鳴いてるように見えるでしょ？

でも、鳴いてません。
「チュン」 の 「チュ」 さえ聞こえてこない。

ただただ、口を開いている、それだけ。
 

 

別の場所に飛んでいっても

 

 

 

 

やっぱり、鳴いてない。

口を開けてるだけ。

鳴きたいのか？
何か言いたいのか？
でも、何故かは知らないけど、鳴くのを耐えているのか？
 

いや、どう見ても、
言うならば、そう、呆けている。ように見える。

 

スズメの行動にどんなイミがあるのかは知らないけど、

結構長い時間、こんなふうに鳴きもしないで

ただ口を開きっぱなしのスズメなんて、見たことないです。
いや、ニンゲンでも見たことないけどさ。

 

 

この前まで作っていた巣のあたりを

 

 

こんなふうにウロウロしているところを見ると、

つがいの一方なんでしょうけど、

ワタシには個体差の見分けがつかないから、オスかメスは判りません。

 

それにしても、壁に止まってる様子は相変わらず器用だ。

まるでキツツキ並み。

 

 

 

こんなふうに羽を広げているところを正面から見ると、なんとなく猛禽類っぽい。
雄々しくさえ見える。

ちょっとカッコいいぞ。

でも、クチは開いている。
どーにかならんのか、それ。

 

 

それにしても気になる、この開けっぷり。

 

ギモンに思いながら撮ってるうちに

 

 

後ろ向いちゃった。

頭を傾げてる後ろ姿が、なんとなく可愛らしいけど

きっと口は開けてるハズだ。絶対。

公園

体調がよろしくないとはいえ、屋内にばかりいるのも忍びない。

 

というわけで、外出ついでにいつもの公園へ行ってみた。

 

 

天気は大変よろしい。よろしすぎて、暑い。

そして、人っ子ひとりいない。

 

そりゃそうでしょう。

このとき、午後２時。

日差しがとにかく強い時間帯。

熱中症の戒厳令が出ている今日この頃、

何を好きこのんで、こんな暑い日の暑い時間に出歩く人も、そうはいないだろう。
ワタシも、来てみてちょっと後悔しましたが。

 

 

でも、

 

 

夏はやっぱり緑がきれいです。

ヒトにとっては疎ましい日差しも、植物にはありがたいんでしょうね。

ほれ、光合成ってやつ？

葉っぱは太陽の光でエネルギーを作ってるから、

夏の植物は、やっぱり元気。

 

 

 

お。
こういうの、見たことあるぞ。
あれだ。昔の子どものおもちゃにあったパチンコのでっかいヤツ。

この２又のところにゴムを張れば、

さぞかしすんごい飛距離のパチンコができあがるでしょうよ。

でも、当たったら、きっと致命傷くらうでしょうよ。

 

 

そして、ヒトはいなくても、

 

 

 

この暑さの中、こいつらはちゃんといる。

熱中症とか、関係ないらしい。

いいなあ。

やっぱり暑い……

さて、８月。

相変わらず暑い日が続いてます。
もう、ぐったりです。

今年の夏は、どうにも体調が悪くて困ってます。
梅雨が明けて、いきなり暑さがやってきたせいか、いまだに体がついていってない感じ。
ダルいし、気持ち悪いし、力が出ないし。
今年は熱中症で倒れる人が相当多いらしいですが、
やはり例年に比べて、ちょっと異常気味なんでしょうか。
それとも、ワタシが去年より衰えてるのか……？
ポリシー無視して、冷房ガンガンです。
でも、それはそれで、外出した時にツラかったり。
もう、早く秋になってくれよう。

そういう状態だから、ブログをつづる気力も、ちょっと失せ気味。
だって PC が熱い……。
ノートだから、余計にこの熱さが手に触れたりして、もう、うっとーしいったら。

というワケで、ちょっと短めで終了。
でわ。

ケンちゃん

この前、実家に帰るとマンマが、
 

「今、ウチにね、ケンちゃんがいるのよ」 と、いきなり言い出した。
 

 

ケンちゃん？
誰だ、それ。

 

親戚？

いや、親戚で 「ケンちゃん」 と呼ばれるような人は、いなかったはず。

 

それともマンマのトモダチ？

いやいや、それにしては初めて聞く名前。

なんだかミョーに親しげな呼び方が、ちょっと気になるが……。

 

……はっ。

ま、まさか、ワタシが知らない間に、お付き合いしてる人とかっ！？

数年前に父親が亡くなってから、もうだいぶ経つし、

そういうことがあってもおかしくないっちゃ、おかしくない……。

 

いやいや、でも、マンマはかなりのトシだし、

今さらそんな、男の人とどうこうなんて……。

 

……いやいやいや、恋に年齢は関係ない。

「女は灰になるまで」 とか、聞いたことあるし。

もしかして、もしかしすると、

その 「ケンちゃん」 とやらが、あ、新しい父親にっ！？

 

 

……と、ひとしきりあり得ない妄想をやり遂げた後、

マンマに引っ張られて、我が家の庭へ。

 

「ほらほら、あれがケンちゃん」

「ど、どれっ」

「だから、あれ」

「だから、どれっっ」

「見えんの？ あそこ」

 

そう言ってマンマが指差した場所には、

 

 

……。

……。

……石？

 

それは、以前から庭にあった石のひとつ。

それがある時から、石の表面のくぼみが人の顔のように見え始め、

しかも、なんだか笑っているような顔に見えるため、

マンマが 「ケンちゃん」 と名付け、日々眺めて和んでいるそうな。

なんだ、石かよ。

とりあえず、新しい再婚相手ではなかったようだ。

 

それはともかく、この石、確かに人の笑顔に見える。

自然にできたものとはいえ、

人の顔のパーツがいつのまにか仕上がっている、というのも、

不思議と言えば、不思議。

マンマの話によると、

ご近所の間では、このケンちゃん、なんだか地味に評判がいいらしい。

ウチのマンマが年のわりに元気なのは、

このケンちゃんのご利益のおかげではないか、と

ヒマな時に眺めに来る人も結構いるとか。

まるで、石仏さま並みの扱いである。

 

「なんでまた 『ケンちゃん』 なの？」 とワタシ。

「だって健康をもたらす健康石の 『ケンちゃん』だから」

 

……意外と安易なネーミングだったりする。

 

 

その後、ワタシはこのケンちゃんの写真を撮らされ、

さらにそれを10枚ほどプリントすることになった。

なんでも、ケンちゃんの写真を欲しがる人がいるので、ご近所に配るんだとか。

なんて人気者なケンちゃん。

 

まあ、ケンちゃんを毎日見ることで

マンマやご近所さんが健康でいられるなら、それはそれでいいんだけど。

うちのマンマは、結構年寄りなのに、

自分はまだまだ大丈夫、と過信して疑わない人で、

時々、家仕事、庭仕事でムチャをして体調を崩すことがあるから。

 

これからも、マンマを見守ってやってちょうだい、ケンちゃん。

 

でも、見る角度によっては、ちょっとコワイぞ、ケンちゃん。