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蝶になった夢を見るのは私か それとも 蝶の夢の中にいるのが私なのか 夢はうつつ うつつは夢


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普段なら、そう、普段の J であれば、
仕事のない時は (いや、たとえあったとしても)、
惰眠をむさぼるか、あるいは、ぼんやりと何事かを思案しているか、
ともかく、J 本人が言うところの 『平和的人間』 という自称もあながち偽りではない。
気力もやる気も出し惜しみして、
ひたすら 『怠惰』 という大いなる無駄を追求してやまない、そんな J が、
何故、その無気力さとは裏腹に、多くの揉め事に巻き込まれる羽目になるのか。

それはひとえに、J 自身ですらコントロールできない、
極めて衝動的なスイッチの存在が原因となっている。

時として (そして、その 『時』 は、大抵の場合、煙草が切れた時を指すのだが)
普段なら軽く受け流せる程度の些細なことが少しずつ積み重なり、
それがある一定値を超えてしまうと、
J という人間は、たちまち攻撃的で穏便ならざる人種に変貌してしまうのだ。
その変わり様は、傍から見ていると面白いくらいに劇的である。

『《危険物取扱い注意》 とか、
でなきゃ 《猛獣注意》 の札でも、首から下げとけ』 とは、
ため息と皮肉が交じり合った口調で、諛左がよく言う台詞である。
『そうすれば皆がお前を避けるから、いちいち突っかかる人間もいなくなるだろうし、
お前のスイッチも入らずじまいで、揉め事の大半が減るぞ』

しかし、今、この空き地で J に出くわした男達は、
相手に突発的凶暴性の気質があることなど当然知る由もなく、
結果として、J を避けそこなった。

男A の、明らかに敵意ありきといった様子の物言いは、
確かに少しばかり威圧的な口調ではあったものの、
度が過ぎて無礼極まりない、という程でもない。
だが、ただでさえ苛立ちの臨界点を極めようとしていた J の神経を
一瞬のうちに、そして、あっけないくらい簡単に突き破ってしまったようである。

「お調子者なのは、一体どっちだ、あ?」

それまで感情を抑え気味にしていた J の口調が、途端に荒れ模様の色を帯びてくる。

「だいたいなあ、
尾けていることを、尾けられてる人間に気づかれた時点で、尾行は失敗だろうがよ。
それならそれで尻尾を巻いて、大人しく雇い主の元に戻ればいいものを、
恥ずかしげもなく目の前に姿を現して、自分達が知りたいことを 『教えろ』 とは、
厚かましいにも程があるぜ。てめーら、素人かよ」

「いや、姿を見せたのは、お嬢さんに声をかけられたからであって……」

早口でまくし立てた J に、
男B がやや顔を引きつらせて弁解しようとしたが、J の怒声がそれを邪魔する。

「やかましいっ。お嬢さんお嬢さん言うなっ。
てめーは馴れ馴れしいんだよ、さっきから。
優しげなフリして話しかければ、誰でも気を許すとでも思ってんのか、このバカ」

「結構……」 男B が呆れたような、それでいてどこか感心したような声を上げた。
「口が悪い方だったんですねぇ、お嬢……」
さん、と言いかけて J に睨まれ、慌てて口を閉ざす。

『やや強』 から 『強』 へ。
どうやら J のパワーは、着実にアップしているようで、
剣呑な目つきと、頑なに下がった唇の両端が、それを物語っている。

もしも J が電気掃除機や洗濯機などの電化製品であれば、
そのパワフルさは非常にお役立ち、というところだろうが、
生憎、この空き地には、吸い込むべきゴミも、洗うべきシャツもない。
枯れた噴水と、男達が2人いるだけである。


→ ACT 5-26 へ

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「我々は何も、お嬢さんに危険を加えようと思っているわけではありません」

男B は、怪しげな風体とは裏腹に、奇妙なほど冷静で落ち着いた口調でそう言った。
むしろ爽やかさすら感じさせる声のトーンは、
それでも、J の不信感を拭い去るには至らず、却って募らせたようだ。

「密かに後を尾けたのは申し訳なかったが、
我々としては、こんなふうに呼び止められることがなければ、
あくまでもお嬢さんの素性と住まいを調べるだけのつもりでいましたので」

「それは充分に犯罪行為です」 にこりともせず、J が男B に答えた。
「第一、見ず知らずの胡散臭い連中に自分のことを嗅ぎ回られて、
不愉快に思わない人間がいるとでも?」

「それが仕事でして」 悪びれるふうもなく、男B は言ってのけた。

「仕事ねえ」 ハキハキとした受け答えが、尚更 J の癇に障る。
「……じゃあ聞きますけどね、一体、どこのどなた様に頼まれての仕事なの?」

「それはちょっと」

言えるわけないでしょう、と言わんばかりの口調で、男B は、また笑った。
しかし、J としては、笑い事ではない。

「それじゃあ、こちらも素性を明かすことはできません」 無感情に J は答えた。

「そこを何とか」

「何ともなりません」

「やれやれ……困りましたね」

さほど困ってもいない様子で、男B はわざとらしくため息をついてみせた。
どこか芝居がかったように見えるその姿は、
やはり J に、台詞の少ない舞台役者のイメージを植えつける。

「我々としては、知りたいことを教えてもらえれば、それでいいんですがね。
そうすれば、何事もなく、どちらも穏便に家路につける、というものですが」

「穏便にね……まあ、あたしも本来、平和主義者だから、
穏便にコトを済ませるのは決してキライじゃないけれど」

「でしたら」

「でも今は、間の悪いことに」 J は男B の言葉を遮った。
「どこかの誰かさんのヘタクソな尾行のせいで神経がささくれ立っているから、
穏便なんてクソ食らえ、という心境になってるんだ」

「ははあ、ヘタクソでしたか」

男B は、更に困ったように気の抜けた返事をした。
それがまた気に障り、しばし勢いを潜めていた苛立ちが、
再び J の中をじりじりと焦がし始める。

「おい、いい加減にしろ」

突然、J と男B に放っておかれた形の男A が、ぶっきらぼうに口を挟んだ。
相棒よりも多少短気に見えるこの男の心境も、
探り合う2人の会話を耳にする中で、J と同様の心境になっていったようで、
吐き捨てるような言葉の調子がそれを証明していた。

「いつまでのらくらと喋っているんだ」 男A が男B を睨む。
「こんなところで世間話をしているヒマはないんだぞ」

「その言い方だと、こっちがまるでヒマみたいじゃないか」

むっとした J が小声で呟いたが、男A はそれを無視し、今度は J へと向き直った。

「あんたも」 男A の方は、J を 『お嬢さん』 呼ばわりする気はないようだ。
「こちらが下手に出ているからって、調子に乗るなよ」

「……調子に乗る、だとぉ?」

男A が放った一言を耳にした途端。

カチリ……。
J の中で無機質な音が響いた。

J のマイナス感情のスイッチが、「弱」 から 「やや強」 へと切り替わった音である。


→ ACT 5-25 へ

無性にケンカを売りたい気分、
あるいは売られたら即、買ってやろうという気分は、いつも突然沸き起こる。
少なくとも、J の場合は。
指一本でスイッチを ON にすれば動き出す電化製品のように。

そして、今の J が、まさにそういう心境だった。

J は、すっくと立ち上がった。

「おい、そこの」

J は空き地の入り口に向かって呼びかける。
返事はない。

「そこの黒いの」

J は言い直した。
やはり、反応はない。

「そこの黒くて時代錯誤なカッコしたサングラスの2人」

かなり具体的な言葉をかけた数秒後、
ジャリ……と土を踏む音がして、ようやく男達が姿を現した。
時代錯誤であることを、本人達も薄々認めているようである。

1人、2人、黒い立ち姿が現れる。
J のいる位置からは、街灯が逆光になって顔が見えないが、
男達の体格がかなり良いことだけはシルエットで判った。
まるでマフィア映画のエキストラみたいだ、と J は思った。
男A、そして男B。
役名さえ与えられずに、映画の中でワンシーンだけ登場して、
あっという間に撃たれて死んでしまう、そんな端役の連中。

そんな J の勝手な想像を知る由もなく、
見るからに慎重さに重点を置いた歩き方で男達は2、3歩近付くと、
J から数メートル離れたところで立ち止まった。
ある程度、訓練されている者の動きではあったが、
張り詰めていながらも、どこかしら隙が見え隠れする相手の様子が
J の目にはかえって滑稽に映る。

姿を見せはしたものの、男A も男B も黙っている。
そして、J も腕組みをして、黙っている男達に目を向けながら、自分も黙っていた。
無言の睨み合いがしばらく続き、
その短い時間の中で、両者は互いに相手を観察するように眺めていた。

「……なに黙ってんのさ?」

沈黙の均衡を最初に破ったのは、J の方だった。

「人の後を尾けるような下品なマネをしておきながら、
バレたらダンマリ通すなんて、ちょっと芸がないんじゃないの。しかも」
J は男達の服装に、視線をさっと走らせる。
「……そんなナリで恥ずかしげもなく街中をウロつくなんて、呆れちゃうね」

苛立ちの中に軽い挑発を込めた J の言葉に、
男A と J が名付けた方が、やや憤ったように身を乗り出した。
しかし、男B がそれを止める。
どうやら、男A の方が少々気が短いらしい。

男B は1歩だけ足を進めた。
男A よりも幾分スマートな体型である。
相変わらず逆光を背にしていたが、
近付いたことで、男の表情は J にも薄っすらと読み取れた。
口元が上がっている。どうやら、笑っているようだ。
何が可笑しいのか、と文句を言おうとした J の気をそぐように、
男B が先に口を開いた。

「……いや、これは失礼、お嬢さん」

思っていたよりもかなり若い声が男B の口から漏れたことよりも、
J の目を丸くさせたのは、その台詞だった。

オジョウサン?

今、この状況においては、一番相応しくない呼びかけである。

オジョウサン、ときたよ、この男。抜け抜けと。

呼ばれ慣れない言葉を向けられた J は、男Bの気安さに眉をしかめながらも、
最後に 『オジョウサン』 などと呼ばれたのは一体何年前のことだったか、と
どうでもよいことを、ふと考えた。


→ ACT 5-24 へ

昨日まで暑い暑い、と言っていたら
今日は、ものすごい雨です。


昨日の夜は、カミナリがスゴかった。

あまりにもピッカピカ光っているので、
そんなら撮ってやろう、と突然思い立ち、窓から外を撮影。

これ、昼間の写真じゃありません。
夜中です。午前1時か2時頃。
光った瞬間に撮ったもの。

空が、青い。
夜空なのに、まるで日中のような、この爽やかさは何なんだ。

そうか、太陽の光がないから夜は暗いけど、
闇の向こうには、昼間と変わらない青空が、実はあったのか。

それとも、稲光でそう見えているだけなのか。

判らないけど、ちょっと感動。


でも、カミナリさまのエネルギーは、本当にスゴい。

これなんか、本当に空が真っ白です。
ほんの一瞬のことなのに、こんなに莫大な光エネルギーを発している。
異常に明るいけど、夜なんですよ。念のため。
 

何枚か撮るうちに、ようやく稲妻が走ってるところが撮れました。

上の方に、ほんのりと。イトミミズのような光が……。
微々たるものです。

シャッターのタイミングが、イマイチ遅くて。
絞りやスピードをいろいろイジってみたんですけど、
やっぱり撮るのはムズカシかった。おもしろかったけど。


光だけじゃなく、音もすごかった。

頭上で何かデカいものがぶっ壊れたような、あの音は苦手です。
つい、ビクッ、となってしまう。
『神鳴』 とは、よく言ったもの。

光るのを見るのは大好きなんだけど。

それまで吸っていた煙草を消し、すぐに新しい一本を取り出して火をつける。
気が付けば、それが最後の一本だった。
空になった煙草の箱を握りつぶしてポケットに戻しながら、
せめて、これを吸い終わるまでに相手が動いてくれればいいが、と J は考えた。

しかし。


3分経過。

煙草が少しずつ短くなっていく。
J は噴水の縁をトントンと忙しなく指で叩いた。
その音が、辺りの静けさの中を遠慮がちに流れていく。
『忍耐』 と 『耐え忍ぶ』 という言葉は、同じ意味を持ちながら、
その2つに、明らかに異なるニュアンスを感じてしまうのは自分だけだろうか。
耐えることも忍ぶことも苦手な J は、ぼんやりと考える。


5分経過。

街灯の前を時折よぎる虫の影以外に、動くものはない。
だが、空き地の入り口には、姿は見せなくとも確かに人の気配がある。
奥床しいのか、シャイなのか。
だが、いずれも今の世の中では、美徳とされることはない。
そんなことを考えながら何もせずにただ待つだけの時間は、
決して長いものではなかったが、J の神経を次第に、そして確実に尖らせていく。


そして、7分を過ぎた頃。
ついに J は煙草を噴水の縁で乱暴にもみ消した。


一体、何をしている。
J は心の内で毒づいた。

尾けられている本人が、こんなに無防備に待ってやっているのに。
あんな時代錯誤な、さもありなん、と言わんばかりの格好で
金魚のフンのように人の後をウロウロと尾けまわしておきながら、
今この時に何の接触もしてこないとは。
ふざけている。
じっと待っていた自分がバカバカしく思えてくるじゃないか。


……本来、J はさほど性急な性分ではない。
むしろ、その逆と言える。
少なくとも、例えば人と待ち合わせなどをした際に、
相手が7分遅れたところで動じることはなかったし、
7分どころか、30分、場合によっては1時間待たされることになっても、
つらつらとどうでもよいことを考えたり、街行く人の姿を眺めたり、
J なりの時間の費やし方で、その場をやり過ごすことができる人間なのだ。
煙草さえ、あれば。

だが、この時の J の胸中では、
その頼みの綱の煙草が尽きたことへの喪失感が、ただならぬ程に膨れ上がり、
さらに、その影響で、思いのほか身にしみる外気の冷たさ、
薄汚れた噴水の水、静まり返った周囲の気配、
いや、それだけではない、冷めた光を放つ空の半月さえもが苛立たしく思え、
ここ数分間のうちに、寛大さや穏やかさとは無縁の心境になりつつあった。

こんなことなら、さっさと事務所に戻ればよかった、と J は後悔した。
そうすれば、今頃、新しい煙草の箱の封を切り、
快適とはいえないが、座りなれたソファに身を沈めて、
千代子が入れたコーヒーを飲みながら、くつろいでいられたものを。
そう考えれば考えるほど、J の不機嫌の低気圧は勢いを増していく。

『尾行された時は、撒く。それが一番賢いやり方だ』

パートナーの諛左が何かの折に言っていた台詞を、今更ながら J は思い出す。

『いちいち相手をしようとするから、
お前は荒事に巻き込まれる回数が増えるんだよ』

判ったか、この馬鹿、と言わんばかりの、
その時の諛左の表情までもが心に浮かび上がる。
あの男が言うことは、いつも間違っていない。
しかし、今は、それが正論であることすら、J の苛立ちに更に拍車をかけていた。


→ ACT 5-23 へ

先程の路地での一幕とは異なり、
今度は背後に明確な尾行者の存在を感じながら、J は歩き続けた。
男達と J との距離は、さほど離れていない。
夜の闇が自分達の存在を消してくれるとでも思ったのか、
男達の歩調も、夕暮れ時よりは大胆になったようだ。
 

事務所への帰路となるこの道には、
途中、空き地とも広場ともつかない、中途半端に開けた空間がある。
そこは周囲をボロボロの金網に囲まれていて、
中心には、いつの頃からか水が枯れてしまった噴水があった。

昼間なら、その縁に腰掛けた老人が他人の噂話に花を咲かせていたり、
噴き出し口に登って遊ぶ子供の姿をちらほらと見かける穏やかな場所なのだが、
夜も更ければ、ちょっとした犯罪の匂いが漂う危なげなスポットに変わる。
良識ある人々なら、進んで近寄ろうとはしないが、
誰も近寄らないからこそ、かえってある種の人間達を引き付ける場所でもある。

しかし、その夜はたった一人の人影すら見当たらなかった。
ただ、ポツンと灯された街灯が一本、
むしろ周囲の暗がりを浮き立たせて物寂しさを募っているだけだった。

ぶらぶらと歩いていた J は空き地までたどり着くと、
ふと立ち止まり、おもむろに噴水に足先を向けた。
ここまで来れば事務所はもう目と鼻の先なのだが、特に急ぐ素振りも見せない。


薄汚れた石造りの噴水は風化しかけて丸みを帯び、
噴き出すのを諦めてしまった地下水の代わりに
そこには、何日前かに降り注いだ雨水が溜まっていた。
暗さも手伝って、澱んだ水面の下は見えない。
棒か何かでかき回せば、
得体の知れないイキモノが浮かび上がってくるのではないか。
そんな不気味さを、J は見る度に感じてしまう。

コートが水に浸らないよう気をつけながら、J は噴水の縁に腰掛けた。
その拍子に、半分欠けた月を水面に見つけ、ふと J は空を見上げる。
いつの間に上がっていたのか、
周囲の屋根の波よりもほんの少し高い位置に、本物の月があった。

LUNA (月) は、LUNACY (狂気)に通じる。
そう聞いたのは、いつのことだったか。
J は煙草の煙と空の月を重ねながら、ぼんやりと考えた。
太古の時代、いわゆる 『大災厄』 よりも遥か以前、人々はそう信じていたという。
だが、今、J の目に映る月は、ただ静かに、
人々のため息よりも静かに光を地上に落としているだけの存在に過ぎなかった。
強いて言えば、半分だけ閉じた瞳のような。
冷めた視線で、アースの上を蠢く人々を眺めているような。

J は意識を地上に戻す。


さあ、どうしてくれる。
見えない尾行者に、心のうちで呼びかける。
今なら誰も見ていない。月の他には。

J がこの空き地で足を止めたのには、理由があった。

相手の思惑がどうであれ、人目がないこの場所であれば、
J に対して何らかのリアクションを仕掛けてくるのではないか、と踏んでの行動である。
多少荒っぽい場面に遭遇しそうな時に、
J はいつもこの薄暗く湿った場所を舞台に選ぶのだ。

何を探ろうとしているのか。
探るだけなのか。
あるいは、もっと辛辣な目的があるのか。
それとも、もしかしたら、尾行されているというのは J やあーちゃんの勘違いで、
たまたま道行きの方向が同じだっただけなのか (というのは、無理があるが)。

とにかく、J は噴水の側で相手の出方を待つことにしたのである。


→ ACT 5-22 へ

プロフィール
HN:
J. MOON
性別:
女性
自己紹介:
本を読んだり、文を書いたり、写真を撮ったり、絵を描いたり、音楽を聴いたり…。いろいろなことをやってみたい今日この頃。
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