昨日、脱輪したときに撮っていた雪の写真。
いま見てみると、イマイチな写真ですが、せっかくなので載せるっす。
遠景。
向こうに見える白いのが、たぶん白山……かな?
足跡ひとつない田んぼの雪。
盛り上がってるところは、たぶんあぜ道。
これじゃ溝があっても判らんって。(しつこい)
手取ダムまで足を伸ばしてみた。
手前に広がっている、シミ一つない雪のダム壁。
日が差していたらキレイだったと思うけど、あいにく日陰でした。
たぶん、段々畑の上に雪が積もってできたと思われる光景。
白い階段。
実は、昨日のブログには書かなかったけど、
この時点でワタシ、軽く迷子になりました。
土砂が積もった工事現場に迷い込んで、
ダンプやトラックだらけで、作業服のオジサンしかいないようなところを
「なんで一般の車がいるんだ」 みたいな目で見られて逃げるように戻ったり、
そこから抜け出したと思ったら、
今度は、対向車とすれ違うこともできないような細い山道に入ってしまって、
方向転換もできず、ひたすら進んで、さらに迷ったり……。
ようやく大きい道に出て安心していた矢先に、脱輪。
まったくもう踏んだり蹴ったり。
ホント、見知らぬ土地では何が起こるか判らない。
見知らぬからこそ楽しい部分もあるけど。
そして帰り道を運転中、
赤信号で止まったときに窓から撮った景色。
実際は山の合間から日の光がパーッとさしこんで、もっとキレイだったけど、
青信号に変わって急いで発進させたので、ゆっくり撮るヒマなかった。
天気はすごくよかったけど、
いろいろなことが起こって、テンションが微妙に上下した、
そんな冬の一日でございました。
しまった。
どうせ写真を撮るんだったら、脱輪状態の情けないマイカーも撮っとけばよかった。
軽く気が動転していたので、思いつかなかったけど。
今日はちょっとした出来事があり、若干つかれてます……。
それは何かとゆーと。
久しぶりに天気が良かったこともあって、
外出したついでに、いつものように写真を撮りたくなって、
カメラを持って車を走らせていたときのこと。
人間というのは勝手なもので、
雪が積もっている時は、「ジャマだ」「不便だ」 と散々文句を言っていたのに、
この前までの雪がすっかりとけてしまうと、
「北陸の冬なのに雪がないっていうのも、なんか物足りない……」 と、
雪深い地域の人が聞いたら 「何ぬかす!」 と怒られそうなことを考えてしまいまして。
で。
今日は 「なんだか雪景色が撮りたいなあ……」 と急に思い立ち、
少し遠出して、フラフラと白峰付近の山の方まで行ってみました。
さすがに山の近くまでくると、平地も雪だらけ。
気ままに車を止めてパシャパシャやってた、とご想像ください。
やがて、左右を田んぼに挟まれた道があり、
よし、ここに車を置いてちょっと歩いてみようと思って、道の脇に車を寄せようとしたんですが。
これが、いけなかった。
突然。
車の前方下から、ガ、ガ、ガ、ガ……という音が。
こ、これは。
この不吉な音は。
ワタシの記憶が正しければ、
十数年前、外注さんの事務所に行ったときに
その事務所の前の溝で、見事な脱輪をかましてしまった時の、あの音に似ている……。
……てなことが、ほんの1、2秒の間に頭をよぎった直後。
気がついたら、傾いてました。車が。マイカーが。
おおう。
なんてこったい。
見知らぬ土地で、人生で2度目の脱輪。
道の両脇には溝があり、
積もった雪で、まるでそこも道であるかのようにカモフラージュされていた。
……。
……。
おいこら、雪!
お前、性格悪いぞ!
お前がガッツリ積もってるから、そこに溝があるなんて判らんやんけ!
お前がいなきゃ、絶対ハマらなかったんだい!
……と雪に八つ当たりしても、タイヤは元に戻りません。
仕方ないから、車から降りてみると、見事に左の前輪がハマってました。
その反動で、対角線上にある右の後輪が、すっかり浮き上がっているではありませんか。
その姿は、まるで、
電信柱や木の根元で犬がよくやる、あのポーズ。
……か、かっちょ悪い。
こんなところでマーキングしてる場合か、マイカー。
とりあえず、近くのお店に行って、付近の修理工場に電話してもらい、人を呼んだんですが、
それを待っている間に近所の人が2、3人やってきて、
修理屋さんが来る前に、あっという間に車を持ち上げて、タイヤを路上に戻してくれました……。
みんな、親切……。
その後でやってきた修理屋さんも、
「ああ、車あがったんだ。よかったね」 と
ムダ足だったにもかかわらず、笑顔で去っていきました。
皆さん、このブログを見てらっしゃるかどうか判りませんが、
改めてホントにありがとうございます。
皆さんのおかげで、無事、生還いたしました。ほっ……。
帰り道は、車が動くことのありがたさと、
見知らぬワタシに親切にしてくれた方々へのありがたさを心底かみしめながら
用心しいしい運転していたワタシです。
それにしても、雪。
やっぱり、お前はキライだ。
最新本ではなく、古い本ばかりですが。
昔は欲しい本を見つけたら、即買いしていたワタシですが、
ここ1、2年、めったに本を買わなくなり、本屋さんにも行かなくなりました。
なので、今はどんな本が出ているのか、誰の作品が売れてるのか、なんて
まったくのウラシマ状態。
いや、さすがに東野圭吾ぐらいは知ってますけど (あまり好きではありませんが……)。
で、書店にいく代わりに図書館へいくことが多くなりました。
図書館はイイ。
なんたって、タダ。
読み終わったら返せばいいんだから、本棚もイラナイ。
しかも、いろいろなジャンルがあり、あまり興味がない分野のコーナーでも、
フラフラ歩いているだけでオモシロそうな本を見つけることがあります。
今、7冊ほど借りていますが、ほとんどが英米作家の小説。
ヘミングウェイやら。
ジョイスやら。
スタインベックやら。
なぜ、今、決して新しいとはいえないこの人たちの作品を読もうと思ったのか。
それについては理由があり。
この前、大学時代の友人と会った、という話は数日前にブログにも書きましたが、
そのときに、当時の授業の話などでかなり盛り上がりました。
「あの先生の授業はオモシロかったな」
「え、どんな授業だっけ?」
「ほら、アメリカ人の教授で、ムダに明るくて賑やかなヤツ」
「あー、あれか。覚えてる覚えてる」
みたいな話が続きまして。
そのうち話題は、当時読まされたアメリカやらイギリスやらの作家のことになったんですが。
「ところで、あの時授業で読んだ小説って、どんな内容だったっけ?」
「えーっと、あれは確か……元・兵士の男が」
「……それ、違う話じゃない?」
「そうだっけ? あ、じゃあ、あれだ。漁師がいて……」
「……それも違うような……」
「……」
「……」
「忘れたね」
「忘れたな」
……年をとる、というのは悲しいものです。
あの頃、山のように本を読んだはずなのに、
今では、それがどんな内容だったか、どんな登場人物がいたのか、
2人ともほとんど覚えてない、という……。
なんか、ムナシイぞ。
そんなことがあり、懐かしさも手伝って
この際、新しい作品を読むよりも、当時読んでいた本を改めて読み返してみようか、と
思い立ったわけです。
でも、心のどっかでは
「古い小説なんて、マジメで難しくて読みにくくてツマンナイんじゃないの?」 と
正直思っていた部分はあるんです。
(そんなこと言ったら、「指輪物語」 だって、「ナルニア国」 だって
ワタシが生まれる前に書かれた作品なんですけどね)
が、トンデモナイ。
確かに学生の頃は、
「読め」 と言われてイヤイヤ読んでいた (だから覚えていないのかもしれない……) 作品ですが
「読んでみよう」 と思って読むと、これがなかなかオモシロい。
特にお勧めはヘミングウェイ。
シンプルな文章であまり装飾せずに淡々と書かれていて、
(ハードボイルドと言われる文体ですが) 決して難解ではないと思います。
書評は苦手なので、ここでは差し控えますが、
まだ読んだことのない方は、一度目を通してみてはいかがでしょうか。
ACT 7 終了しました。
ムリヤリ終了させました、というか。
本当は、あの後にもう少し続く予定だったのですが、
ダラダラするのは目に見えていたので、キリのいいところでバッツリ終了。
キリがいいといっても、なんとなくイキナリ終わるなあ……という感じではあるんですが。
このブログにも何度も書きましたが、文章を書くのって、ホントにしんどい。
スラスラ書ける時もあるけど、全体的には筆が滞りがちで、
しかも、そうやって書いた文章を読み返してみると、おぼつかないし、たどたどしいし、
表現にチカラを入れすぎてるかと思えば、別の箇所では適当に書き流している感じもして
書けば書くほど、自分のヘタさを思い知る今日この頃。
今まで書いてきたのを読み返すだけでも、正直イヤ。
こんなんで、よくもまあ前の会社ではコピーとかキャッチとかを書いていたもんだ、と
今さらながら恥ずかしい限りです。
商品コピーと小説、という違いはあるかもしれないけど、
言葉に対する感性が必要なのは、同じこと。
ああ、当時の得意先の皆さん、ならびに、営業マンの皆さん、
適当に仕事をしていたかもしれないワタシを許してください。
趣味でブログに載っけてるんだから、別にこれでもいいか……的なスイートな思いがある反面、
いや、たとえ趣味でも人目にさらしているんだから、
せめて読んでくれる人に 「ヘタだなあ……」 と思われないくらいのものでないと……という
生来の見栄っ張りが、書いている途中で頭をもたげてきて、
結局は、その2つの思いがイタチゴッコをしてる感じです。
文章にまとまりがないのは、その2つが現われたり消えたりしているせいなのかもしれません。
しかし、ACT が終了するごとに、
毎回このような反省をし、「次からは、もっと……」 と思っているにも関わらず、
今もまた、こうやって落ち込んでしまう、というのは
結局、反省したところで、それを次に活かそうとしていない自分が、毎回いる、というわけで。
まあ、小説の話は、ひとまず置くとして、
ここで 「反省」 という言葉が出てきたので、ちょいと思うところを書いてみます。
小説を書く、ということに限らず、ワタシの行動全般について考えてみると……
失敗を反省し、次からは 「ガンバロウ」 と決心することは今まで多くありましたが、
じゃあ、ホントに 「ガンバって」 きたのか……と問われると、
??? ギモンフです。
決心することと、行動することは、イコールではありません。
イコールにするためには、「やる気」 がないとね。
決心しただけで、なんかヤリトゲタような気になって
それで安心していてはイケナイ、ということを百も承知でいるハズだけど、
それが実行できていない、というのは、結局、「やる気」 そのものが欠けているのか。
ただ、自分に甘いだけなのか。
ふと、昔、こんなことを言われたのを思い出しました。
「やれば出来る子なんです」 と、親はよく言うけど、
問題は 「やるかどうか」 がポイントなんだ、と。
まったくだ。
いや、他人事ではなく。
「ガンバって」 こなかったわけでは、ないと思う。
ただ、見栄や虚栄心、プライドといった、
他人の目に映る、ワタシんちの玄関口に貼られた看板みたいなものが
「ガンバリ」 の原動力となっていただけで、
その看板が汚れないように、傷つかないように、評判を落とさないように、
それだけでガンバっていたのかもしれません。
でも、それって 「やる気」 とは違うような気がします。
同じなのか?
それも判りません。
結局、そんな仕事のやり方に疲れて、
モチベーションも下がりっぱなしで、この先それが上がる見通しも立たなかったから、
会社を辞めたんですけどね。
話がそれましたが。
で。
何が言いたいのか、というと。
……。
……。
なんだっけ。
そうそう。
だから、「ガンバロウ」 と自分で思ったのなら、本当にガンバらなければイケナイ、ということ。
ガンバらないということは、自分で自分を騙すことになるし、
どうせプライドを持つのであれば、
自分を騙してヘラヘラしている自分なんか許せない、という方向に持った方がいい。
難しいけどね。
前にも書いたように、ワタシ、自分に甘いし。
なんか、説教くさい記事だ。
ホントはこんな内容は、書いてる本人以外の人にはどうでもいいことだし、
あまりブログに載せたくないんだけど、思うままに書いたら、こうなりました。
小説だけでなく、日記の文章も脈絡なくてヘタなんです、ワタシ。
気を取り直して。
PURPLE HAZE のACT 8 開始は、まだ先のことになりそうです。
ここしばらく、本というものを読んでいなかったので、当分は読書モードに入ります。
ハードディスクの録画も山のように溜まってるし、そろそろ見ないと。
そういえば、最近写真もあまり撮ってないから、そろそろ撮りに行きたい。
年末から単発で入った仕事は、もう片付いたし。
うーん、やりたいことだらけ。
昨日、久しぶりに図書館にも行ってきました。
建物の中が本だらけ、という光景は、何度見てもテンション丸上がり。
図書館に住めたらいいのに、と99,8%ぐらい本気で思っている、今日この頃のワタシです。
大学時代の友人から数年ぶりに電話があり、
「今日、出張で金沢に行くけど、夜にでも飲みに出てこれない?」 とお誘いが。
今日の今日かよ、と思いながらも
久しぶりで懐かしいので、カゼ気味ながらもいそいそと出かけました。
この友人は、出張のたびに連絡をくれる律儀なヤツ。
久しぶりに見た顔は、やたら肉付きが良くなっていて、
よく言えば 『貫禄』 のある外見になっていました。
ぱっと見、普通のオッサンやん。
……というツッコミは置いといて。
話題はやっぱり大学時代の話。
ワタシ、自分では記憶力が良い方だと思ってたんだけど、
その友人と話していると、意外と忘れてることが数多くあり……。
たとえば、先輩や教授の顔を覚え違いしていたり、
授業の中でこんな話があったとか、飲み会であんなことがあったとか、
結構、記憶ってアヤシイなあ……と思うこと、しきり。
どの話も懐かしく、
「よく覚えてるねえ」 「懐かしいねえ」 を連発しながら、
ふと、「あの頃に戻りたい?」 と尋ねてみると……。
「あの頃は楽しかったけど……ただ楽しかっただけだなぁ……」 という答えが。
目的もなく、ただただ、楽しいことに夢中になっていた。
それはそれで当時は満足してたけど、今、思い返すと、
「……ちょっと空しい気もするな」。
楽しいだけで良かった時代。
そんな時代を経てきたからこそ、今の自分があるわけで。
今の自分を無視して、当時の自分を羨んで、もう一度あの頃に戻っても
結局は同じ道を歩いて、今の自分に行き着くのかもしれない。
戻れないからこそ、あの頃は楽しかった……と言えるのかもしれないし。
今ではすっかり、いいオジサンとオバサン……と言えるような年齢の2人が
わずかばかりに残る当時の面影に、しばし懐かしさを共有できる。
それが、昔の友人のいいトコロ……なのかもしれません。
大学時代の話の他にも、
恋愛話やら、結婚の話やら、仕事の話やら……話題は尽きず。
「そろそろ、皆で集まって、同窓会したいね」
ワタシ達だけでなく、きっと皆そう思ってる、そんなお年頃。
ここは一つ、大学のある地元に残っている自分としては
いつもの面倒臭がりを返上して、幹事として皆に声をかけてみようかな……と、思う
そんな時間を過ごしたひとときなのでした。
この前まで降っていた雪が打ち止め状態で、
積もっている雪も、すでに溶けて。
久しぶりにスズメの姿を発見。
この寒い時期にスズメとは珍しい。
と思ってみていたら、
ふ、ふくらんだ。
当社比1.5倍。
とても丸い。
とても暖かそう。
と思ったら。
あ、しぼんだ。
寒そう。
貧弱。
いや、それだけなんスけど。