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蝶になった夢を見るのは私か それとも 蝶の夢の中にいるのが私なのか 夢はうつつ うつつは夢


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先日、友人達と越後湯沢の温泉に行ってきました。

温泉、気持ちよかったです。
そばが美味かったです。
昭和博物館(だったかな?)、おもしろかったです。

総じて、楽しかったです……というような感想を書きたいわけではありません。

いや、温泉自体は良かったんですけど。
目的地へ向かう途中で、ちょっと面白いことがあり、
そっちの方がインパクト強かったので、それを書こうと思ったわけで。


当日、出発前の集合地で。

「高速道路調べておいたから、この通りに行けば大丈夫」と、
友人A子さんが、自信ありげに運転担当者に地図を渡しーの、
他のメンバーは特に疑問もなく、車に乗り込みーの。


いざ、出発。

金沢から北陸道に入り、しばらく行ってから
ナビをしていた友人B子さんが、A子さんの地図を見ながら、

「あ、上越で上信越道にチェンジです」

見ると、看板には 「長野  上信越道」 てなことが書いてあり。


普段は高速道路をめったに使わないメンバーばかりなので、
この時点では、誰も異変に気づかず、
「へえ、新潟に行くのに長野を経由するんだー。そんな道なんだー」と
無邪気に思って、皆で車の中で騒いでいました。これが第一の敗因。


地図を作ってきたA子さんは、特にはしゃいでいて
「向こうに着いたら、おやき、食べたいー」 なんて言ってました。

その時、全員が心の中で思いました。

(おやき……?)

(新潟の名産品に、おやきって入ってたっけ?)
(笹だんごなら聞いたことあるけど……)


そう、その時点で誰かが心の内に沸き起こった素朴な疑問を口にしていれば、
この先にくる厄介は避けられたかもしれません。
でも、皆なんとなく、(まあ、新潟にもあるんだろうな、おやき)的な解釈に落ち着き、
誰も口を挟まなかったのが、第二の敗因。


やがて、ナビのB子さんが次第に無口になり、
運転役のC子さんが、その気配に不安を感じたらしく、さりげに確認。
「道、これでいいんだよね?」
「……」

B子さんは無言のまま、地図を凝視。

「ねえねえ」
「……私たち、長野の中心に向かって進んでますけど」
「え?」
「これ、新潟に行く道じゃないのでは……」

それを聞いたA子さん、

「そんなことないっ。あたし、昨日一生懸命調べたし!」

とムキになる。

そこで高速の表示が、無情にも

『 東京まで ○○km 』


静まり返る車内。

「……東京だってよ」

新潟に向かっている筈なのに、何故、日本の首都へ? 迂回するにも程がある。


そこから、大騒ぎです。

とりあえず、途中のSAに入って、地図を再検討。

「あたし、調べたよー!」と言い張るA子さんが差し出した地図の上で
赤々と丸で囲まれていた地名は……。

『 野沢 』。

「あれ?」

そこにきて、ようやく自分のミスに気づいたA子さん。

私たちが向かっているのは、新潟の湯沢。
A子さんがルートを調べたのは、長野の野沢。

要するに、A子さんのあり得ない勘違い。

「……てめー、それでさっき、おやきが食べたいって言ってたんかい!」
「高速が一本違う!」
「どーすんだっ、今来た道を、また戻るんかい!」
「おやきとか、言ってる場合じゃねー!」

……と騒がしいこと、この上ない。
何しろ、道に詳しいメンバーは一人もいないので、皆、青ざめてしまってパニック状態です。


すると、運転役のC子さんが、
たまたまそのSAで休憩していた高速バスの運転手さんに聞いてきてくれて
それによると、ここから上越まで戻るよりも、
藤岡まで行って関越道に乗って、群馬を抜けた方が早い、とのこと。


高速バスのドライバーはすごいです。
さすがです。

それを聞いて、皆、それまでの不安が一気に吹き飛び、

「よし、これからは、高速で道を間違えたら、高速バスのおじさん達に聞こう!」

……と、はき違えた決意をして再び、高速道路へ戻ったのでした。


途中、現地で落ち合う筈の友人に遅れる旨を電話して。
何しろ、予定よりも3時間以上過ぎてましたから。

「あのねー、ゴメン、まだ高速なんだけど、もう少しかかりそう」

『今、どこ走ってんの』

「えっとね……群馬」

『……は!?』


驚くのも無理はない、マイフレンド。

石川県から新潟に向かう途中で、群馬にいるワケがない。何故、いる。
フツーはそう思います。


そして、一行は無事、新潟に到着したのでした。
必要以上に疲れ果てて……。


教訓。

「大丈夫だから!」と言われたことを、そのまま鵜呑みにしてはいけません。

まあ、地図を調べてきたA子さんにルートを任せっきりだった
私たちにも責任はあるんですが。


というわけで、道が不得手な旅行者にはよくある、ちょっとしたアクシデントでした。

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人んちに遊びに行って、そこで撮ったにゃんこ。
超絶かわいい。
     
正面から見ると、ちょっと目つきが悪いけど。




こちらは窓辺のにゃんこ。
なんか、雰囲気あったので。
今日は高岡のお祭り日。
約20年ぶりで、山車を見に行きました。 





やっぱり華やかです。
 

快晴、というほどの天気ではなかったけど、
とにかく、人、人、人で、さびれかけている高岡の町のどこから
こんなにたくさんの人が沸いて出たのか、と思うくらい。

観光客っぽい人たちも多く見かけました。
さすが、前田家ゆかりの地、というところでしょうか。
加賀百万石にはかないませんが……。

久しぶりで面白かったけど、疲れた……。
天気のいい GW です。

実家の庭では、いろいろな花が満開です。
あまりに美しかったので、撮ってみました。



名前知らないけど、色がきれい。




これは、オオデマリ。




これも名前忘れちゃった。花の形と色がかわいい。
 

明日は、高岡のお祭りです。
久しぶりに見に行くつもり。もう20年近くぶりです。 
明日も天気が良いといいなあ。
金沢では、桜がまだ美しく咲いています。

八重咲きは普通の桜よりも遅い、と聞きますが、ホントですね。

昨日、元・会社の同僚から
「分からないんです~。助けてください~」というメールが。

聞いてみると、
去年、一昨年にワタシがやっていた仕事が、今年もまた動き出すということで
その同僚が新たに担当になったらしいんですが……。

でも、その同僚は正社員ではなく、実質的にはパートさんなので
担当になったと聞いたとき、
「え、こんな大きな仕事をパートさんに責任持たせるの?」と驚きました。
しかも、スパンが長い物件で、恐らく2、3ヶ月はかかりきりになる仕事。

まあ、パートとはいっても、彼女は幾つかの会社勤めを経て
その間に結構鍛えられているので
文章を書いたり、取材をしたり、かなり即戦力になってくれていたんですが
あくまでも作業者としての経験値が高いのであって
制作トータルを監修・ディレクションする経験はないから、
物件を丸ごと渡されて青ざめるのは当然。

さらに、今回の物件はわりと専門的な内容なので
ワタシなりに資料や手順を文書にして、次の人がやりやすいように引き継いできたつもりなんですけど、
まさか彼女が担当することになるとは思いもよらず、ちょっと心配になって
「じゃあ、明日、お昼でも食べながら、相談しよう」と返信。

次の日、会社の近くのレストランで、
そのパートの彼女と、もう一人、制作サイドの担当者の3人でランチをとりながら打ち合わせしましたが
2人ともかなり煮詰まっている様子。

「でも、その物件は、もともとワタシ一人がやっていたんじゃなくて、
●●さんと一緒に動いていた仕事だから、
会社を辞めたワタシに聞くよりも、●●さんに聞いたほうが早いんじゃないの」

と尋ねてみたら、

「●●さんは、もう他人事みたいな顔してます」

もう一人も、

「相談しても、『それはボクに聞かれても……』って言うんです」
「……」

●●さんというのは、当時のワタシの上司なんですが
今回の物件のクライアントについては
『自分が一番、このクライアントのことを理解している』と豪語してはばからなかった人。

「えーっと、じゃあ、今年は、●●さんは担当から外れて
アナタが全部一人で担当するっていうこと?」

「いいえ、今回も●●さんが一緒です。先方との打ち合わせも●●さんが行ってるし。
その後で、スケジュールと内容案を渡されて、『よろしく』って」

「え? え? 打ち合わせに行ってるのに、『ボクに聞かれても分からない』とか、ゆってるの?」

2人、声を合わせて。「はい」

「なんだそりゃ」

「最初は●●さんに、『この仕事、ちょっと手伝ってもらうから』って言われていたので
●●さんがメインで動くんだな、と思ってたんですけど
先方からの窓口は、いつの間にか私になってるんです」

「え? え? ヘルプで入ったのに、いつのまにか担当窓口になってるってこと?」

「そおなんですよ。あり得ます!?
私、先方との打ち合わせにも行ってないし、その時どんな話になったのかもちゃんと聞かされていないから、
先方から電話があっても、ちゃんと答えられないんです。
●●さんに詳しく聞こうとしても、外出・直帰で不在が多くて
運よくつかまえて尋ねても、『だいじょぶ、だいじょぶ。何とかなるから』って言うだけで。
でも、私、ゼッタイ、何とかなるとは思えないんです!」

「なんだそりゃ × 2」


2人の話を聞いてるうちに、ワタシも思い出してきました。
そういえば、●●さんは、そういう人だった……。それでワタシも苦労したんだった。

なにしろ、先方との顔をつないでおきたい人だから、
打ち合わせや立会いなどは積極的に出向くけど、
制作のこまかいことについては人任せ。
自分が関わりたいところだけ「これはボクの仕事だから」と手を出して、
面倒なことは「これはキミの仕事だから、自分で何とかして」と逃げる人。
でも、「ボクがやるから」と言ったことも、中途半端に手をつけるだけで、
面倒になってくると最終的には、「後はキミがやって」と放り投げる人。

在社時代は、なんでこんな男が管理職にいるんだ、と腹を立てたことも数多くあり、
もし、会社以外でこの人と出会っていたとしても、友人には絶対したくない人間ナンバーワンでした。


「……そりゃ厄介だわ」と、ワタシがしみじみ言うと
「大変なんです。だから助けてください!」
「……」

2人に泣きつかれてしまったので、とりあえずレストランを出て、
こっそり会社にお邪魔して場所を借りて
手順や、クライアントとの接し方などを簡単に説明し、その場は終わったんですが……。
でも、ワタシが説明したことは全て
本来なら●●くんがちゃんと彼女たちに説明しておかなくてはならないことばかり。

はあ……。

なんか、ナサケナイ。
前から思ってたけど、●●くん、使えなさすぎ。
初めて大物件を担当する部下に何のフォローもせず、相談にも乗ってやらず、
あり得ないことに、内容も把握しておらず。
そして、面倒なことからは逃げる。

あえて言おう。無能。


で、そんな●●くんを管理職に持ち上げた元・会社。分かってなさすぎ。
●●くん、口だけは達者だから、よく知りもせずに昇進させたんだろうなあ。

ナサケナイ。

前にも書きましたが、自分の会社、というか元・会社の悪い点を考えるたびに
「他の会社も、こんなもんなのかな……」と思いつつ
「でも、ウチよりはマシなんじゃないか……?」とも思ってしまう。

しばらくは、同僚からの「助けてメール」が続きそうな予感がします。


あー、今回は元・上司批判の内容になっちゃった。
プロフィール
HN:
J. MOON
性別:
女性
自己紹介:
本を読んだり、文を書いたり、写真を撮ったり、絵を描いたり、音楽を聴いたり…。いろいろなことをやってみたい今日この頃。
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