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蝶になった夢を見るのは私か それとも 蝶の夢の中にいるのが私なのか 夢はうつつ うつつは夢


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ようやく体調が戻ってきました。

ブログ書くのも、サイトめぐりもしばらくお休みしてましたが、
とりあえず、今日は書いてみました。
明日ぐらいからは完全復活するのではないか、と。


カゼだと思っていましたが、なんとなく違うっぽい。
ワタシの知ってるカゼの諸症状ではないような。
全身ダルいんですが、とにかくアタマが痛くて、シンドかった。

今日になって体調不良は収まってきましたが、
ここ数日、自分でも驚くぐらい大人しくしてました。
年齢が上がってくると、身体のちょっとした変調にもビビる今日この頃。
治りが遅いのも、トシのせいか?……と自分で思っておきながら、
その考えに自分でショックを受けている、センサイなお年頃のワタシです。

ノドの痛いのは治りましたが、
友だちが龍角散トローチを差し入れてくれたので、
せっかくだから、と頂いております。

龍角散、という響きがもうワタシにとっては懐かしいですね。
よく、粉のヤツを飲まされました。
耳かきみたいな小さいスプーンがついていて、
料理の本なら 「塩 小さじ1/4」 ぐらいの分量が一回の飲み分。
苦くて、嫌いだったなあ。

ちなみに、龍角散トローチをなめていると、
大昔の CM ソングを思い出します。
というか、今まですっかり忘れていたけど、実物見たら思い出しました。
当時のワタシには、なかなかインパクトのある歌詞でした。

どんな歌詞かというと。

     ♪
     ノドが痛いので 龍角散トローチをなめておりますと
     彼ったら 恥ずかしそうに モジモジしながら
     「君のが欲しい」 と申しますので
     ワタシめ ムカっときまして
     弟のしゃぶっていたアメをあげましたら
     彼、 「幸せ♪」 ですって
     ピントのズレは180度

     ♪(別バージョン)
     ノドが痛いので 龍角散トローチをなめておりますと
     つっぱりヘーキチ(※違う名前だったかも)がワタシの前を通るとき
     「ミチコ一人の身体じゃないんだ 大事にしろよ」 ですって
     ワタシ プレゼントします あなたのバースデーに
     はっきり写る鏡を
     ピントのズレは 180度

……というもの。
最後の決めフレーズ 「ピントのズレは~」 がクラスでも流行ってました。


どちらのCMも、女の子がトローチをなめていたら
彼女に気のある男子がからんでくる、というヤツですが
女の子サイドのシビアな歌詞が結構笑えました。

確か、もうひとつ別バージョンがあったハズ。
内気な男の子が木陰から覗いていて、
最後には女の子に 「勇気もないのに 恋などするな」 と歌われてしまうバージョン。
それは歌詞がうろ覚えなのでパスしますが、
どれも当時のCMとしては秀逸だったと思います。

龍角散のCMって、最近のはフツーになってしまいましたが
昔はなかなか際立っていて、好きでした。
「……と日記には書いておこう」 という名文句も、
確か龍角散トローチか何かのCMだったと記憶しています。

他にも、舞台の袖から黒子(プロンプター?) が台詞を小声で教えているときに
「ゴホン! おい、龍角散」 とワキの人に言った言葉を
そのまま舞台の人が台詞だと思って言ってしまう……というヤツもありましたね。


……と、トローチをなめながら、今日はこんなことばかり考えていました。
頭の中は、懐かCM でいっぱいです。

アルシンドに なっちゃうよー。とか。

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どうやら、久しぶりにカゼをひいたらしい。
日曜の夜から体調が悪くなり、昨日は最悪。

最初は、あばれ祭りで飲みすぎた後遺症 (二日酔い、とも言う) か?……と思ってたけど
そのうちにノドも痛くなってきたし。熱っぽいし。
身体も何となくダルビッシュ。

会社を辞めてからは、カゼとは無縁だったので
久しぶりにひくと、結構こたえます。さすが、万病の元。

熱が上がってきて、なんとなくテンション高くなったので
この日記書いてますが……。

あー、やっぱダルい。

しばらく大人しくしているずら。

ゴハン作るのもメンドーなので、
以前友人からもらったアキバの名物? おでんの缶詰が余ってたので食べてみた。



……けど、ツミレの味と匂いが強烈で、
しかも、他の具材にまでしみこんでいるので
ツミレ汁くってるような感じだ。

やっぱ、おでんはおでん屋さんで食べるのがベストだ。


いかん。
胃が重い。
どうにもダルビッシュ。

元・同僚に招かれて、友人数人とお祭りを見に行きました。
「あばれ祭り」 という、能登町宇出津のお祭りです。

以前、取材もかねて一度見に行ったことがありますが、プライベートでは初めて。

祭りは2日間あるのですが、
1日目は、どちらかというと観光客向けのショー的な要素があり、
本当に祭りらしいのは2日目だ、ということなので、私たちもそれに合わせて出発しました。


「あばれ祭り」 は由緒あるお祭りで、その歴史は300年ほど前にさかのぼるとか。

地元の友人によると、祭りの由来は以下のとおり。

昔、この地方が疫病に悩まされていたとき、
それを鎮めるために、京都の祇園社から牛頭天王という神様にお出でいただいた。
その際に盛大な祭礼を行ったところ、大きな蜂が現れて、
蜂に刺された人々はたちまち病気が治った。
神様に感謝した人々が、キリコを作って町を練り歩き、
それが祭りの始まり……という言い伝えがあるようです。


ちなみに、キリコっていうのは、コレです。



これは昼間の写真。

横木の下には色とりどりの座布団。
担ぐときに肩に当てるためのもの。これがないとタイヘンだそうです。

で、夜になるとこのキリコに灯りがともり……。



こんな感じになります。
これが数本並んでいる光景は、幻想的でむっちゃきれいです。

キリコは奉燈とも呼ばれていて、神輿を先導するような役割。
巨大な行燈、というところでしょうか。

あばれ祭りに限らず、能登地方一帯で行われる祭りには
キリコが登場するものが多くあり、夏の能登の風物詩となっています。



あばれ祭りでも、約40本のキリコを見ることができました。
ところどころに焚かれるかがり火との競演が、またきれい。


ところでこの祭り、何が 「あばれ」 なのかというと、
とにかく神輿を壊しまくるんです。


除疫神である牛頭天王は、なかなか気性荒ぶる神様なので
暴れることが、すなわち神様のご意向に叶うことらしく、
暴れれば暴れるほどよいのだとか。


さて、どのように暴れるのか、と申しますと。


神輿を地面に叩きつけ……



川に落とし……



あまつさえ、燃え盛る火の中に突っ込む、という……。

なんとも、荒々しいお祭りです。

当然、神輿もボロボロ。


夜通し神輿があばれ、キリコが勇ましく練り歩き、
祭りが終わったのは夜の2時過ぎでした。
堪能しました。

地元を離れた人の多くも、
このお祭りのために休みを取って戻ってくることが多いのだとか。
今回招いてくれた友人もそのクチです。

「能登はやさしや 土までも」 というのは
能登の人々の人情をあらわす言葉としてよく使われますが、
やさしさだけでなく、勇ましさも併せ持つ、
そんな人々のエネルギーを感じまくった1日でした。

今日は不思議なくらい何もない日でした。

「ぼくのなつやすみ」というゲームで、
夏休みに田舎にやってきた男の子が、1日の終わりに日記を書くんですが、
特にイベントがらみの出来事がない日は、
いつも 「今日は何もないすばらしい日だった。」という言葉がつづられます。

何もない、すばらしい日。

数年前、このゲームをやっていた頃は、
何もなかった一日に「素晴らしい」という感想を持てるほど
達観できていなかったワタシ。

なんにも起こらないのに、何がオモシロイの?
夏休みは毎日が休みなのに、そんなんじゃツマラナイんじゃないの?
子どものくせに。
そんなん、素晴らしくあるか。

……などと、ゲームなのに、ついツッコんでしまうこともありましたが。


休日や週末の予定がないと「ど、どうしよう!」 と焦っていたあの頃。
無理やり飲み会や外出の予定を入れたりなんかして、
今にして思えば、何をそんなに焦ってたのか。

せっかくの休みなんだから、
何かオモシロイことがないと、いけない。
何かシゲキがないと、いけない。
誰かに会わないと、いけない。
外に出ないと、いけない。

そんな切羽詰った心境で日々を送っていたんでしょうね。
そうしないと、世の中から取り残されそうな気もしてましたし。
とにかく、ムキになってました。


でも、そうじゃない。
たとえイベントみたいなことが起こらなくても、
日常生活、と呼ばれる時間の中には、
小さくてもオモシロイこと、印象に残ることが、たくさんある。
自分の興味を少なからず引くものがあって、
その一つひとつを楽しめれば、それは十分「素晴らしい」こと。

そして、たとえそんな小さなことすら起こらなかったとしても
それはそれでイイじゃない。

何も起こらない一日、というのは、
逆に考えれば、何にでも使える一日。
自分の好きなように時間を過ごすことができる、
それはそれで得がたい日。

……と、いうふうに思えるようになったのは、
今の年代になってからなんですけどね。
昔は決してそんなふうに考えることができなかったんですけど。


この心境の変化は何なんでしょう。

ふっ切れたのか。
はたまた、枯れたのか。

……どっちもビミョー。


まあ、ともかく。

「ぼくなつ」のボクちゃんのように
釣りで大物を釣ったり、
アサガオが咲いたのを喜んだり、
ジュース瓶の王冠を拾ったり、
虫ずもうで勝ち進んだり……というようなことは一切ない毎日ですが、
その中でも今日は、何もないすばらしい日でした。

今日は小説の更新はお休み。
今度から、日曜日は(場合によっては土曜日も)そうすることにしました。
イキナリですが。
休肝日ならぬ、休筆日です。


最近、母親のPCを使って更新しているのですが、
ヒトのPCはイマイチ勝手がわからず、
ネットを見ていても勝手にページが戻ったりして
扱いにくい事この上ないので、
他のサイトのチェックやSNSを控え気味にしています。

メールもチェックできない状態なので
くださった方、返事はかなり後になりますが、ゴメンナサイ。


それは置いといて。


今日は小幡亨さんの The Live 「細胞からの音に出会う瞬間」に行ってきました。

小幡さんはパーカッションのソロ演奏家で
日本だけではなく、海外でも様々な活動をされている方らしいんですが、
実は、私は小幡さんのライブは行ったことがありませんでした。

でも、以前から友人が「いいよー」と言っていたので、
今回「よし行ってみようじゃないか」ってんで、初体験です。


なんとも不思議な世界でした。

非常灯まで消して、ほぼ真っ暗な会場の中、
何の前置きも紹介もなく、かすかな音が聞こえ始めて……
後は一気に演奏です。

開演前に配られた
パンフレット代わりの小幡さんのコメントを読んでみると、
どうやら小幡さんの音を聞くと眠くなったりする人もいて、
その時は遠慮せずに気持ちよく眠っていただいたらいい……
なんて書かれていました。

まさか、眠るなんてコトはないだろう、と思っていましたが。


……寝てしまいました。
しかも、かなり気持ちよく。

別に寝不足でも何でもないのに、
音を耳にしているだけで、意識があっち側に誘われて、つい……。
1時間半にわたる演奏全体の5分の1くらいは寝てたんじゃなかろうか。
途中の記憶がブッ飛んでますから。

真っ暗闇といいながらも、かすかに小幡さんにスポットが当たっていて
でも、音に集中したいから目を閉じて視覚をシャットアウトしていたことも
眠りに落ちた要因かもしれません。

もちろん、眠たくなるような音ばかりではなく、
時には激しく打楽器を鳴らしたり(この音で目覚めた)、
そして、また優しくかすかな音になったり(また寝た)……。


ライブで寝たのは初めてですが、
終わった後は、すっきり爽快。
当たり前か。


こんなライブもあるのね、というお話でした。

今日は音楽堂で開催されたコンサート
「金澤ジャズスクエア2008」に行ってきました。

ジャズについては、一時期ちょっとだけハマったことがあるけど、
ものすごく好き、というわけではありません。
ただ、今回のコンサートでは
ニューヨークから黒人のジャズ・ボーカルがやってくるとのことだったので、
これは是非、ナマで聞かねば! と思ったワケでして。

今回の出演ユニットは2組。
1組めは、日本ジャズ界の重鎮(と、チラシに書いてあった)、
4人組の「鈴木良雄 BASS TALK」。
最近のジャズ事情に無縁な私は、どの人も知らなかったのですが、
メンバーがベース、ピアノ、パーカッション……そして、あと一人が、フルート演奏者。

ジャズにフルート?
と思っていたら。

演奏曲を聴くと、ジャズというよりは
ナンと言えばいいんでしょう、質のよい室内音楽を聴いている感じ。

私の中でジャズといえば、
アメリカ南部ディキシーランド系の華やかなビッグバンドか、
都会のクールなモダンジャズのイメージしかないんですが、
そのどちらにも当てはまらない。

ソフトでやさしく、しかもファンタジック。
フルートが入っていたせいでしょうか。とにかく耳に心地いい。
でも、盛り上げるところは盛り上がり、つい身体が動いてしまう。

ああいうジャズは初体験でした。
思わず、入り口で売ってた CD を買っちゃおうかな、と思ったほど。
(買わなかったんですけど)


そして、2組め。
「井上智トリオ」feat.マリオン・カウィングス。
NY からのボーカル登場です。

やっぱり、黒人の声はいい。
まるで、歌うために生まれてきたかのような。

黒人の声って、私の耳にはちょっとこもったように聞こえるんですけど
伸びる時には、ものすんごく伸びるし、
囁くように歌う時には、こもっているトーンがイイ感じで響くし。

何かの本で(マンガだったかな)、
「黒人が歌えば、何でもソウルになるんだ」 というフレーズがありましたが
それを実感。実に、ソウルフルなチャーミングボイスでした。


ちなみに、観客の年齢層は、やはり高かった……。
若い連中もいましたが、半分以上は中高年、というところ。
おそらく、ジャズ喫茶世代の方々ですね。

私の前に座っていた白髪のおじいちゃん(推定年齢70歳半ば)は
会場の中で一番ノッていたんじゃないでしょうか。
イイ感じのタイミングで 「イェイ!」 という掛け声も堂に入ったもので、
曲の終わりには一人でスタンディング・オベーション。
きっと昔はジャズ喫茶でブイブイ言わせていたんだろうなあ……などと
勝手な想像をしつつ。


ジャズに限らず、コンサートは久しぶりだったので
むっちゃ楽しかった。

来週は、小幡亨のパーカッション・ライブに行く予定。
これも楽しみです。


旅行やら、コンサートやら、最近遊んでばかりだなあ。

ま、いっか?

プロフィール
HN:
J. MOON
性別:
女性
自己紹介:
本を読んだり、文を書いたり、写真を撮ったり、絵を描いたり、音楽を聴いたり…。いろいろなことをやってみたい今日この頃。
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