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蝶になった夢を見るのは私か それとも 蝶の夢の中にいるのが私なのか 夢はうつつ うつつは夢


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どんだけ撮れば気が済むんだ、オリオン。

いいえ、気が済みません。
撮り飽きません。

ということで、また昨夜も撮ってしまいました。


冬が近くなり、
オリオン座が見える時間帯も少しずつ早くなってきました。

そのうち、月も出てきて。

月とオリオンのツーショット。
ギリギリ、フレームインです。

光量が多すぎて満月っぽく見えますが、
昨日のお月さまは半月。


お月さまだけ撮ってみると。

こんなんです。
ブツブツまで見えます。
青春のニキビ跡、ではなく、もちろんクレーター。

影との境目のグラデーションを見ていると、
月が、円ではなく、あくまでも球体であることを思い出させてくれます。


下の写真はおまけ。

夜空から地上へと目を移した時に、
ポツンと光っている一本の街灯がシリウスのように見えて
何となく気になったので、ズームで撮ってみた。

ズームで見ると、シリウスでもフォーマルハウトでもなく、
ただの街灯でした。当たり前ですが。


街灯ってヤツは、灯りが届く範囲は確かに明るいけど、
物陰や木の茂みになると、めっさ暗い。
まるで何か得体の知れないものが潜んでいるような怖さがあります。
ちょいとブキミ。

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久しぶりに撮った月は、
それまで晴れていたくせに、いつの間にか雲がわらわらと沸いてきて。



春の夜の朧月夜にしくものぞなき、と歌ったのは
確か、新古今和歌集の歌人の1人 (だったと思う)。

源氏物語にも、このフレーズがちらりと登場しますが、
ワタシは、どちらかというとクリアな月の姿が好きです。

でも、しみじみ見てみると、オボロな感じも趣きが◎。
まるで、水面に映っているような。


オクトーバー・ムーン。
そんな歌が、あったなあ、そういえば。大好きだった。

かなり古いけど。
知ってる人は、同世代。
今日、ユーミンを見ることができました。

そうです。
ユーミンというと、あの松任谷由美さんですね。


コンサート、というわけではなく、
金沢工業大学の学祭で開催された公開講座の講師としての出演です。


数日前、知り合いから、「ユーミンが来るぞ」 との情報をもらい、
「ぜひ、行きたい!」 と楽しみにしていたイベントです。

入場無料。
ただし、先着500名しか、会場に入れない。

会場に入りたいのなら、10:00頃から並ばないと難しいだろう、とのこと。
開演は13:00~なんですけどね。

でもでも、どうせ見るなら、近くで見たい!

……ということで、久しぶりに開演待ちの列に並んでしまいました。

何かを得るために1時間も2時間も並んで待つような情熱は
もうとっくの昔に消え失せた……と思ってたんですが、
タダで、ナマで、ユーミンを見ることができるなら、話は別。
気合、入れます。

と言いつつ、500名なんて少ないし、ムリかな……なんて半分諦めていたんですが。


10:30頃に会場に着いた時点で、既に200人ほど並んでました。
思ったよりも少なかったのが、ちょっと意外。

でも、ユーミンが来る、と言っても、別に歌うわけではないし、
まるまるトークだけ、というイベントなら、そんなものかな、と思いつつ、
ガンバって待ち続けました。

(行列待ちは久しぶりなので、
文庫本などの待ち時間用アイテムを持参するのを忘れていたのは失敗だった……)

そして、無事に会場入り。

ワタシに情報を教えてくれた友人は、家を出るスタートダッシュが遅れたようで間に合わず、
別館に設置された大型スクリーンで同時中継された映像を見るしかなかったようです。

でも、他の友人達は、12:00頃にやってきて、まんまと会場入りを果たしたようで、
実のところ、そんなに気合入れて早い時間から待たなくても大丈夫だったみたい。
ちっ。




講座の途中では撮影できないので、せめて開演前のプロジェクターを。
ケータイ画像なので、ちょいと美しくありませんが。




若い人達もそれなりにいましたが、
やっぱり30代、40代ぐらいの人達が圧倒的に多かったです。
世代的には、当然といえば当然。


そして、ユーミン登場。
いつ見てもエネルギッシュな方です。

さて、講座の内容自体は、「歌が生まれるとき」 というテーマで
司会の立川直樹さんとユーミンのトークの合間に、これまでのライブ映像を流したりして、
なんとなくフィルム・コンサート的なノリであったことは否めませんが、
生ユーミンを間近で見ることができたので、よしとします。


常に進化し続ける、ユーミンの歌。
数年前に作られたビデオクリップは、今みても古さを感じさせず、
その頃から、新しいことに積極的にチャレンジしてきたユーミンの姿勢が窺えました。

特に、「シャングリラ」 の映像は圧巻でした。
ワタシは見たことなかったので。

歌と、音楽と、映像、人間の動き、そういった個々のアートが融合した集大成……という感じです。
逆に言えば、それらの表現方法に、実は境界なんてないのかもしれない。
そんなふうにも感じました。

あらゆる要素をミックスさせ、その中から新たなものを生み出し続けていく。
そこに、松任谷由美という人の魅力があるんだな……なんて思った1時間半で、
こちらも元気をもらうことができました。

やっぱ、すごい。ユーミン。


それにしても、この人は、本当に年齢を感じさせませんね。
いつ見ても若さが溢れているし、何よりも、キレイ。
理想的な年の重ね方、とは、こういうことを言うんでしょうか。


久しぶりに、昔のユーミンのCDを引っ張り出して聞きたくなりました。

「シャングリラ」のDVD、買おうかな……。

たった今、新たに始まったTVドラマ 「ブラッディ・マンディ」 を見終わりました。

どうせ、原作モノを TV 的にアレンジして、つまんなくしてくれたんだろうな……と
勝手に思いつつ、番宣 CM がちょっと面白そうだったので見てみたんですが……。

予想外に面白かった。いや、かなり。
ドラマを見ていて、CM 待ちがもどかしく思ったのは久しぶり。

ワタシは本来、テロリスト物が苦手なんですが (むしろ、嫌い)、
ちょっと目ウロコですね。
テロリスト物というと、大抵は警察や軍隊 VS 犯人の駆け引き、裏の読み合いで
ストーリーが展開していくんですが、
このドラマに関しては、主人公が高校生というのもあり、
その少年の周囲で事件が広がっていくため、かなり見やすいです。

ストーリー展開もそうですが、撮り方が何とも面白い。
たぶん、固定カメラではなく、全編通してハンディで撮っているんではないでしょうか。
手撮りならではの揺れが、何となく不安感を煽ってる感じ。

珍しく、早く次回が見たい、と思わせるドラマでした。
楽しみです。


……なんてことを書いている途中、
ニュースで、ロス疑惑の三浦・元社長が自殺した、との報道が。
 
ビックリです。

最近、また話題になっていた三浦さんですが、
三浦さんという人は、ワタシの中では、かなりふてぶてしい人、というイメージがありました。
勝手なイメージではありますが。
それこそ、自殺なんて絶対しないような。

だから、なおさら驚きました。

一度は無罪になった身。
自由を拘束されたことに絶望したのか。
再逮捕への抗議なのか。
それとも、全てがもうどうでもよくなったのか。
真意はわかりません。


三浦さんが何か起こすたびに大騒ぎしていた日本のマスコミですが、
結局、ロス疑惑も、白黒つかないまま終わりを迎え……。

本当に無罪だったのか。
それとも、実は有罪だったのか。

この先ずっと、真相は闇の中。

足の長かった事件だけに、なんともスッキリしない、フクザツな心境なのは
ワタシだけではないのでは?

家の窓を開けると、
外を歩くと、
キンモクセイの香りが漂う、今日この頃。

ウチの庭にも咲いてます。



こんなに小さい花なのに、なんという香り。

芳香剤などで、キンモクセイの香りのものがありますが、
自然の花には到底かないませんね。


さてさて。

ついこの前まで花がチラホラ咲いていた我が家の庭も、
気がつけば、いろいろな植物が実をつけてました。



ムラサキシキブ。ウチのマミーのお気に入り。
食べたくなるほど、きれいな実。
食べないけど。



ホワイト・チョコボール……ではなくて、シロシキブ。

ムラサキシキブの紫は、上品で慎ましやかなイメージ。
こちらの白は、ピュアで可愛い。


他にも、名前は知らないけど、いろんな実がなってます。








寒い冬が来る前に、植物は実を蓄え、
そして、春になると芽が出て、葉が出て、花が咲き、また実をつける。

誰かに 「そうしろ」 と教えられたわけでもないのに、
ずっと大昔から、そんなふうに続いてきたサイクル。

ウチの庭も、来年の春には、きっとまた花だらけになっていることでしょう。

10月3日~5日にかけて、地元・高岡市では
「高岡万葉まつり」 というイベントがありました。

歌人である大伴家持が、奈良時代に高岡に在任していたことにちなみ、
「万葉のふるさと」 をテーマにした町づくりの一環です。
今年で19回目。

万葉まつりの中でも、メインとなるのは 「万葉集全20巻朗唱の会」。
古城公園のお堀に浮かんだ水上ステージで、
全国各地から集まった人たちが
万葉集の全20巻、4,516首の歌をリレー方式で歌い継ぐ、というもの。

舞台はこんな感じ。




ほとんどの朗唱者は、用意されている、当時の衣装を身に着けます。

こんな感じ。



これが、連続三昼夜にわたって続き、歌を詠み上げる人々は2,000人を超えるとか。
詠み方は自由。

朗々と詠うおじいさんもいれば、
自分でリズムをつけて歌う人もいます。
ある小学校から参加した子どもたちは、ポニョの節に乗せて歌ってたりしました。


で、
ウチのマミーも参加しました。

こんな感じ。



合唱です。
衣装は着けなかったようです。

でも、マミーがどこにいるのか判りません。遠目だったし。


ワタシが見に行ったのは、最終日の5日だけなんですが
あいにく途中から雨が降ってきてしまいました。



本当だったら、暗くなると
水上や路上に灯火がついてライトアップされるんですが、
雨があまりにも強くなってきたので、それは中止されたようです。
見たかったんだけど。

せめて、電飾を。




さて、楽しいイベントだったか、と言われると……
結局は、人が歌を詠むのを延々と見ているだけなので、見ている方はビミョーですが、
恐らくこれは、参加してナンボのイベントなんでしょうね。
歌を詠んでいる人たちは、皆、楽しそうでした。

県内だけじゃなくて、愛知とか九州とか、結構全国的に人が集まってくるようです。

年々さびれていく感も否めない高岡市ですが、
こういう文化的なイベントは、この先もずっと続いていってほしいですね。
プロフィール
HN:
J. MOON
性別:
女性
自己紹介:
本を読んだり、文を書いたり、写真を撮ったり、絵を描いたり、音楽を聴いたり…。いろいろなことをやってみたい今日この頃。
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