せっかくの連休も、あまり連休らしくない過ごし方をしてしまい、
なんか損した気分です。
でも、それなりに家のことで忙しく、
ブログの更新もかなり間が空き、他のブログへの訪問も滞りがちになってしまいました。
ここしばらく、こんな状態が続きそうです。
このところ、空模様がころころ変わって
いきなりアラレが降ったかと思えば、次の日は晴れ、
で、その翌日は雨が降る……というふうに、落ち着かないったらない。
でも、晴れ間を見つけて、
この前は近場の樹木公園に、遅い紅葉を見に行きました。
鶴来の樹木公園です。
枯れ木ですら美しく映える、空は青空。
そんな中、
黄色やら、赤やら、葉っぱが色づいています。
まっかっか……というほど色鮮やかな紅葉ではありませんが、
しみじみとした暖色です。
これはメタセコイヤ。超巨大。
そして、見事なまでの枝っぷり。
まるで、しだれ桜のようにしだれてる、しだれてる。
地面の上に落ちていたイチョウの葉っぱ。
まわりは濡れてないのに、この葉っぱの上だけ雨が降ったように水滴だらけ。
ふと見ると、
近づけないようにロープで囲まれた木が。
なんだなんだ? と側に寄ってみると。
ハチの巣?
おお、あれか。
見事なスズメバチの巣。でかい。
自然の中にあるスズメバチの巣は初めて見たけど、ずいぶん高いところにあるのね。
あんなところまで飛べるんだ、ハチって。
でも寒いせいか、ハチの姿は見当たりませんでしたが。
そのまま視線を空へずらすと。
お、パラグライダーが飛んでる。
公園の近くにある獅子吼高原というスポットは、スカイスポーツの拠点として有名。
このパラグライダーも、きっとそこから飛んできたんだろうな。
こんな天気の日に空を飛ぶのは、きっと気持ちいいんだろうけど、
若干、高所恐怖症気味のワタシとしては、やってみたくもあり、オソロシクもあり。
帰り道の途中で柿の実だらけの畑、みっけ。
その見事さに、思わず路駐して撮影。
壮観。
しかも、うまそう。
季節がら、地味なトーンでまとまっている周囲の景色の中、
こんなに鮮やかな色の柿の実が、こんなにたくさんあると
どうしても目を引かれてしまいます。
この柿って、収穫しないんだろうか。
このまま放っておくのかな。
鳥のエサになっちゃうよ。
でも、渋柿かな?
鳥は渋柿を食べないのかな?
……なんてことをつらつら考えて帰路についた、
そんな山すその里の、初冬の風景でした。
ハチはこの家で冬を越すのでしょうか。それともハチは一年で死んじゃうんだったっけ。記憶が曖昧です。冬の越すのならきっとツライだろうな。
ハチの巣は、まるでゴーストタウンならぬゴーストハウスのように
めっちゃ静かでした。
スズメバチ一家さまが、じっとおこもりしているのかもしれません。
最近は、ちょっとした短い散歩でも、
まるで旅行してるような気分で色々なものを見てしまいます。
また、そんな見方をすると、意外と、
すごく身近な、どっかそこら辺の景色ですら新鮮で、
面白いものが結構見つかったりします。
もう、写真が増えて増えて……。