ワタシはジャズという音楽のジャンルが、あまり好きではない。
なんだかよく判らないからである。
学生の頃に CD を聞いたり、ライブにも行ってみたりしたけど、
イマイチ、ハマることができなかった。
何となくリズムがとりにくいし、
もちろん、聞きやすいジャズもあるけど、
ほとんどの場合、ジャズはあまりにメロディが自由すぎて、
ジャズ慣れしていないワタシの耳には
「え、ここにそんな音を入れてくる?」 とか 「一瞬、音ズレた?」 というふうに思え、
聞いててなんだかとっても落ち着かない。
それぞれのパート、たとえばベースやドラム、ピアノの演者のソロなんかになると、
もうリズムもコードもカンケーない、とばかりに演奏しまくるので
「今聞いているメロディは、これでいいのか? これが正解なのか?」
「何でもアリなのか? 皆、自由なのか?」 と、さらに判らなくなる。
で、この前の日曜日、そんなワタシが
音楽堂でやっていた 「金澤ジャズスクエア」 というイベントに行ってきました。
このイベントでは海外、県内のバンドによるジャズ演奏の他に、
ジャズを楽しむためのコツなどを教えてくれるジャズ講座もある、とのことだったので
いまだに判らないジャズというヤツが、いったいどういうものなのか、
少しはヒントになるかと思い、ちょいと行ってみたわけです。
講師は守屋純子さんというピアニスト。
守屋さんの話によると、ジャズの特徴はまず、裏拍であること。ウン、これは判る。
そして、基本的なコードに加えて、ジャズ独特の不協和音をプラスするのが特徴だとか。
さらにキーを換えてみたり、もっと複雑なコードを入れてみたりすることによって、
あの独特の雰囲気が生まれるのだそうで。
なるほど。
たぶん、ワタシが聞いてて落ち着かないと感じるのは、そういう不協和音のことなのかも。
その上、ジャズには最低限の譜面しかなくて、
演者は即興でアドリブ演奏をして、もともとのメロディに修飾を重ねていく、とのこと。
なるほど。
自由すぎる、と感じてしまうのは、そのせいなのか?
いずれにしても、その 「自由さ」 こそがジャズの醍醐味らしいのですが、
逆にワタシなんかは、その自由さがどうにも聞いてて落ち着かない感があり、
こればかりは、個人の性分によるのかなあ、などと思いつつ、
結局、この先ジャズを聴くことは、やっぱりあまりないかも……という結論に収まったワケで。
せっかく講座を受けたのに、その結論かい。
などと言いつつも、講座の後のジャズ生演奏、これはよかった。
「トリオ・アコースティック」 というハンガリーのピアノ・トリオの演奏。
時にノスタルジックで、時にエネルギッシュ。
何と言っても、一部共演の松田美緒さんというシンガーの歌が心に響きました。
うーん、一言でジャズと言っても、いろいろな演奏があるんだなあ。
ワタシがニガテな、自由さ大放出のジャズもあれば、
こんなふうに 「いいなあ」 と思えるものもある。
「この先、ジャズはあまり聴かない」 なんて言わず、
もっといろいろ聴いてみれば、そのうちに好きになってくるのかもしれない。
徐々にね、徐々に。
なんだかよく判らないからである。
学生の頃に CD を聞いたり、ライブにも行ってみたりしたけど、
イマイチ、ハマることができなかった。
何となくリズムがとりにくいし、
もちろん、聞きやすいジャズもあるけど、
ほとんどの場合、ジャズはあまりにメロディが自由すぎて、
ジャズ慣れしていないワタシの耳には
「え、ここにそんな音を入れてくる?」 とか 「一瞬、音ズレた?」 というふうに思え、
聞いててなんだかとっても落ち着かない。
それぞれのパート、たとえばベースやドラム、ピアノの演者のソロなんかになると、
もうリズムもコードもカンケーない、とばかりに演奏しまくるので
「今聞いているメロディは、これでいいのか? これが正解なのか?」
「何でもアリなのか? 皆、自由なのか?」 と、さらに判らなくなる。
で、この前の日曜日、そんなワタシが
音楽堂でやっていた 「金澤ジャズスクエア」 というイベントに行ってきました。
このイベントでは海外、県内のバンドによるジャズ演奏の他に、
ジャズを楽しむためのコツなどを教えてくれるジャズ講座もある、とのことだったので
いまだに判らないジャズというヤツが、いったいどういうものなのか、
少しはヒントになるかと思い、ちょいと行ってみたわけです。
講師は守屋純子さんというピアニスト。
守屋さんの話によると、ジャズの特徴はまず、裏拍であること。ウン、これは判る。
そして、基本的なコードに加えて、ジャズ独特の不協和音をプラスするのが特徴だとか。
さらにキーを換えてみたり、もっと複雑なコードを入れてみたりすることによって、
あの独特の雰囲気が生まれるのだそうで。
なるほど。
たぶん、ワタシが聞いてて落ち着かないと感じるのは、そういう不協和音のことなのかも。
その上、ジャズには最低限の譜面しかなくて、
演者は即興でアドリブ演奏をして、もともとのメロディに修飾を重ねていく、とのこと。
なるほど。
自由すぎる、と感じてしまうのは、そのせいなのか?
いずれにしても、その 「自由さ」 こそがジャズの醍醐味らしいのですが、
逆にワタシなんかは、その自由さがどうにも聞いてて落ち着かない感があり、
こればかりは、個人の性分によるのかなあ、などと思いつつ、
結局、この先ジャズを聴くことは、やっぱりあまりないかも……という結論に収まったワケで。
せっかく講座を受けたのに、その結論かい。
などと言いつつも、講座の後のジャズ生演奏、これはよかった。
「トリオ・アコースティック」 というハンガリーのピアノ・トリオの演奏。
時にノスタルジックで、時にエネルギッシュ。
何と言っても、一部共演の松田美緒さんというシンガーの歌が心に響きました。
うーん、一言でジャズと言っても、いろいろな演奏があるんだなあ。
ワタシがニガテな、自由さ大放出のジャズもあれば、
こんなふうに 「いいなあ」 と思えるものもある。
「この先、ジャズはあまり聴かない」 なんて言わず、
もっといろいろ聴いてみれば、そのうちに好きになってくるのかもしれない。
徐々にね、徐々に。
PR
この記事へのコメント
こんなこと書いてます
プロフィール
HN:
J. MOON
性別:
女性
自己紹介:
本を読んだり、文を書いたり、写真を撮ったり、絵を描いたり、音楽を聴いたり…。いろいろなことをやってみたい今日この頃。
最新コメント
いろいろ
ランキング参加中
カレンダー
ブログ内検索