毎年石川県の金沢市で開催されているクリエート系のイベント「eAT(イート) KANAZAWA」。
友だちから「行けなくなったから、セミナーのチケットあげる」というありがたいお言葉をいただき、
ラッキーとばかりに行ってきました。
狙いは今回の総合プロデューサーである、しりあがり寿氏。
描いてるマンガ以外は、本人のことをよく知らなかったので
ヤターッと浮っき浮き気分で出かけました。
今回のeATセミナーは、
マンガ、アニメ、ゲーム業界の今後を語る……というテーマで
各ジャンル別に3つのセミナーが開催され
しりあがりさんは、もちろんマンガ業界についてのコーディネーター。
……なのですが、しりあがりさんって話すのがちょっと苦手かな……という印象を受けました。
いちおう司会的な役割なんですが、あまりまとまりがなくて、進行もイマイチな感じ。
シュールな漫画家だし、マジメなテーマについて語るのはちょっと荷が重すぎたんでしょうか……。
でも、ダ・ヴィンチの編集長や、ガロの編集長もゲストで来ていて
なかなか興味深い話が聞けました。
それよりも、ゲーム業界についてのセミナーの方がオモロかった!
任天堂専務が語るDSやWiiのウラ話とかがメインでしたが
CMディレクターの中島信也さんが、まあ、よーしゃべる。
関西人独特のノリってやつ? かなり笑わせていただきました。
でも、笑わせるだけじゃなく、聞くべきところはちゃんとあるのが、すごい。
クリエーターにとって大切な、そして基本的な制作の姿勢を語ってくれました。
朝10時から夕方4時まで、6時間のカンヅメ状態はなかなかキツかったですが
普段は絶対会えない人たちを見ることができたので、○。
元の会社の友だちもたくさん来ていて、懐かしかった。
でも、会いたくない上司とかが来てないか、思わず周囲をチェックしてしまいました……。