さて、3月に入り、あれだけ積もっていた雪も、すっかり解けてなくなり、
もうすぐ春だなあ、とようやく実感できる時期になってまいりました。
雪すかしやら何やらで、あんなに苦労させられた雪ですが
なくなってみると、なんとなく寂しげな気持ちになるのは何故でしょう。
やっぱり、雪景色が見られなくなったからでしょうか。
確かに、冬の枯れ木や落ち葉がとっ散らかってる侘しい路上の光景よりは
雪にすべておおわれた白い世界の方が、はるかにキレイだったし。
といって、また降られても絶対断りますが。
今となっては時期外れですが、
2月の終わりにふと行ってみた白山ひめ神社の写真が出てきたので
ちょっと載っけてみます。
勤め出してから、ふらっと写真を撮りに行く機会が激減したものだから、
もうドライブに行きたくて行きたくて、
久々の休みらしい休みを取れた時に、勢いで訪れた時のもの。
相変わらず「由緒ある」という言葉がぴったりの正面図です。
まだ、相当雪が積もってましたね、この時は。
でも天気が良くて、キレイな景色でした。
そんなに人はいないだろうと思っていたら、
駐車場には車がいっぱいで、ちょっと驚いた。
なんだろう、皆、入試の合格祈願にでもやってきたのかな、とか思ってると、
実は、この日は結婚式があったようです。
晴れて良かったね。
左右には、同じく雪をかぶった狛犬がいました。
口をあけてるこっちが、阿(あ)の方で、
こちらが吽(うん)ね。
雪で目隠しされていながらも、律儀にお社を守ってます。
おみくじを結ぶところにも、雪が。
建物の屋根からは
獣のツメのようなツララ付き屋根雪が、
今にも落ちそうな様子で頑張っています。
と思っていたら、
一回りして戻ってきたときには、もう落ちてました。
すっきり。
裏の参道の階段。
通る人の足跡で雪が踏み固められている上に、
日中を通してほぼ日陰なので、
段上の雪がまるで氷のようになっています。
歩くときには、慎重の上に慎重を重ねて。
油断していると絶対に滑り落ちる、そんなツルツル感が満載。
ここでコケたら、遥か下方にある最下段まで、きっとノンストップ。
敷地内の背高な針葉樹に積もってた粉雪が、
何かの拍子に落ちてきて風に舞ってる様子が、超幻想的……なのですが、
写真の腕がイマイチなので、
なんか小さなホコリがハラハラしてるようにしか見えなくて、残念。
この後、天気が曇ってきたので、
また降り始める前に帰りましたが、
久しぶりの撮影散歩で、ちょっと気分がよくなった一日でした。
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