これは、家にあったオモロ本。
ノンフィクション・マガジン 「世界の秘境」。
オヤジが趣味で集めていたもので、全部で100冊ぐらいありました。
カナリ昔の雑誌です。昭和41年発行。
ワタシが生まれる前です。
その名の通り、世界中の秘境と呼ばれる場所を
たぶんマジメに、そして本気で取材して
ドキュメンタリー・タッチで紹介しています。
でも。
結構 「トンデモ本」 のニオイがします。
宇宙人とか地底人とかキテレツなネタを扱ってるわけではなく
あくまでも、民俗・文化をいろんな角度から紹介している
ガクジュツ的な雑誌のようなんですが……。
内容の見出しが
「緑の秘境に生きるジャガー王女」 とか
「国際ブロンド誘拐団の本拠を衝く」 とか
「インド魔術・空中縄のぼりの秘密」 とか
「失われた大陸の謎」 とか
「首狩りの復活に脅えるルソン島」 とか。
うさん臭さ全開。
実に興味深い。
A4サイズ、160ページ相当、カラーページもありで
定価120円。安っ。
やるな、双葉社。
何しろ100冊近くあるし、
いつかじっくり読もう……と楽しみにしていたら、
母親が知らない間に捨てちまっていたので
大大大ショック。
結局、手元に残ったのは読みかけだった10冊ばかり。
これだけでも残せてよかった、というべきでしょうか。
うちのマミーは、本の価値というものを全く認めてくれない人なので
時々、「本を減らせ」「やだー、ゼッタイやだー」 という口論になります。
勝手に捨てられたことも一度ではありません。
そりゃあ、家の中で本が占めているスペースがハンパないし
口うるさく言う気持ちも判るけど、
だからって、捨てないでほしかった……。
せめて、捨てる前に聞いてよね。
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