6月にウチのマンマの友人たちが金沢で同窓会を開く、ということになり、
一番近場に住んでいるマンマが、観光スポットの案内役を頼まれたそうで。
マンマは高岡市の出身ですが、金沢は大学時代を過ごした場所でもあり、
いわば第二の故郷。
でも、当時からウン十年も経った今では、
かなり町の姿も変わってしまったようで、まったく不案内な様子。
で、どこに何があるのかを事前に確認したい、という
アコムのようなマンマの要望で、この前、金沢散策に付き合ってきました。
といっても、時間があまりなかったので、
結局、兼六園散策だけに終わりましたが。
あいにく天気は悪く、冬が戻ったかのような寒さ。
小雨まで降っていて散策向きの日ではなかったけれど、
平日にもかかわらず、兼六園にはたくさんの観光客がいました。
石川門。
あいかわらず堂々とした面構え。
園内では、ほとんどの桜が散った後でしたが、
何本かはまだ見事な咲きっぷりを誇ってました。
ふと、足元に目をやると、
根っこのところも、道も桜が満開。
散った花びらで地面がうっすら薄桃色。
ツバキの花も落ちていて、苔の緑の上でイイ感じ。
こちらは木の根っこと苔の地面が、イイ感じ。
有名な、ことじ燈篭。
観光パンフでよく見かけるアングルで撮ってみました。
……おやあ?
木の陰に、何か、いる。
拡大してみると。
トリじゃん。
別アングルから。
アオサギかな? 結構デカい。
池を見つめてしばし佇む、の図。
思索しているようにも見えるけど、
きっと何も考えていない……と思われる。
これは園内にある像。
あっ。
画面右下に、
ここにもいた。アオサギさま。
まるで、神社の狛犬みたいに、像を守るかのように、
静かに、ぽつんと立ってました。
他にも霞ヶ池やら、噴水やら、根上がり松やら、雁行橋やら、
一通りぐるっと回ってみましたが、
天気が悪かったせいか、今までに何度か見ているせいか、
特に新たな感動もなく……。
観光スポットって、結局そんなものなのかもしれませんが。
一周した時点で、寒さのためにリタイヤ。
「げ、限界です」 とマンマに訴え、兼六園を後にしました。
歩いた距離は、マンマの万歩計によると1万歩以上。
久しぶりにこれだけ歩いたせいで、
翌日は見事な筋肉痛になりました。
運動不足を自負しているワタシです。
おまけに、寒かったから
ちょっとカゼ気味。頭イタイー。