忍者ブログ
蝶になった夢を見るのは私か それとも 蝶の夢の中にいるのが私なのか 夢はうつつ うつつは夢


[3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 タカが出てくる夢を見た。

鳥のタカ。

何でそうなったのかはよく思い出せないけど、
タカがワタシの肩の上に止まっていた。

人から譲ってもらったのか、
空から飛んできて肩に止まったのか、
ともかく、ワタシはタカをのっけて歩いていた。


肩に止まっているから、タカの羽がほっぺたに触れて
ミョーにフワフワした感触が気持ちよかった。

「これは、あれだな。ちょっとした鷹匠のようだな」 と思ったワタシは
そのタカを見せびらかしたくて、商店街などをそぞろ歩きしてみる。

でも、意外と人々の反応は薄い。
まるで犬か猫を連れているかのように、タカを見る。
「そーか。タカって、連れ歩いてもおかしくないイキモノなんだー」 とミョーに納得し、
そのまま散歩を続ける。

タカはいたって大人しい。
肩の上でじっとしている。
「クルックー」 とかゆって鳴きそうな、それぐらい大人しい。

さほど重くもない。
私の肩にしっかりと爪をかませて身体を支えているが、圧迫感があるものの、痛くはない。
羽ごしに伝わるタカの体温を感じて、「ああ、こいつも生きてるんだなあ」 と実感する。


そのうち、ふとタカを飛ばしてみたくなる。
鷹匠のように空に放ったタカが、またワタシの肩に戻ってくる、そんなことを試してみたくなる。

でも、ちょっと怖くなる。

今は大人しく収まっているけど
羽を広げて飛んだとたんに、猛禽類の本性を現すのでは?
そして、そこらへんにいる小さい子ども達に襲いかかって怪我でもさせてしまうのでは?

何よりも、1度空に放ったら、もう二度と戻ってこないのでは?
それはイヤだ。


タカは別段飛びたくもなさそうだ。
ワタシの肩の上で満足しているらしい。

だったら別に、飛ばすこともないか。
やめとこう。


でも、見てみたい。
飛ぶところを。

でも、コワイ。
アブナイかも。


結局、どうしようか、と迷いながら
タカをのせたまま、町の商店街をウロウロと歩き続ける……。


というところで、目が覚めた。


なぜ、タカ?
なぜ、肩のり?

ちょっと気になって、昔買った夢判断の本などを久しぶりに開いてみた。


タカの夢が現わしているのは、観察力の鋭さ。
そして、問題や生活全般を高いところから俯瞰してみたい、という願望の現われ。

だそうな。

でも、ワタシの夢の中のタカは、高いところを飛んでいなかった。
ずっとワタシの肩にいた。


むりやり解釈してみる。

今の生活を全体的に見直したい、と思いつつ、
見直して現実を突きつけられるのが怖くて、迷っている……といったところ?
見直そうと思えばすぐ近くにその手段があるのに、
手段があるだけで安心して、実行しようとしない……みたいな?

そして、それに罪悪感を感じている?

……というのは、ちょいと自戒的な言い方だけど、
こんなふうに解釈すること自体が、自分の中にある罪悪感の表れかもしれない。

現実を見ろ、と。
生活を考えろ、と。
今の環境に満足するな、と。


うーむ。
自分で自分の生き様にダメ出ししてしまった。


もっとも、今書いた解釈は全部、その本に書いてあった意味をもとに考えたものだから、
それが正しいかどうかは分かりませんが。


というより、タカの夢にどんな意味があるか、が問題なのではなく、
こんなふうに解釈してしまう自分の潜在意識の方が引っかかる。

ふだん考えないようにしていることを、
解釈にかこつけて自分に言い聞かせているのかもしれない。

つまり、これは自分の心の声なワケで。
「今のままじゃイカーン」 と、自分で思っているワケで。
「現状をなんとかしなきゃ」 と思いつつ、それを先送りにしていることへの罪悪感。

ヘコむぜ。
思い当たるだけに。



ちなみに、正月に見る縁起のいい夢。

一姫、二太郎、三なすび。


ちがーう。
これは夢じゃなくて、昔ながらの、子どもが生まれる望ましい順番。
しかも、なすびを生んでどうする。


正しくは、
一富士、二タカ、三なすび。

今は正月ではないけれど、縁起物には変わりないはず。
それなのに、逆にヘコまされるとは。


でも、あのタカ、かわいかったなあ。
クルックー。
PR
 なんとなく梅雨っぽくなってきた今日この頃。

データ書き換えもようやく終了。
長かった。


さて。

庭の花は相変わらずキレイです。
晴れてるときに撮った写真。














赤や黄色もキレイだけど、
ワタシは青っぽい花が一番好きなので、そゆのを集めてみました。


ザ・ブルー・ガーデンです。
青だらけ。


自然の中に生まれた青や紫の色素というのは、
なぜこうも格式高く感じられるのでしょう。

華やか、というよりもしっとり。
あでやかではないけど、落ち着いた趣き。

うーん、いい感じ。
 この前 PC をメーカー修理に出したところなのに、
今度は外付けハードがイカれてしまいました。

ちょっと前から、ハードに書き込んだりするときに
聞きなれないカリカリ…という不穏な音がしていたので、
これはヤバイかな、と思っていたんですが
先日とうとうハードを認識しなくなってしまった……。

このときは PC を再起動したら何とか持ち直したのでセーフでしたが、
さすがに青ざめました。
何しろ、この外付けハードには、
今まで撮った写真やら、書いた文章やら、仕事の資料やらが山ほど詰まっているので、
これがブッ壊れると、ちょっと立ち直れません。

で、今後のことを考えて、先日急いで新しいハード購入。
ここ数日はデータの入れ替えばかりしていました。
しかも、まだ終わってないし。

PC自体がちょっと古いから、データをコピー、移動するだけで
かなりの時間がかかり、正直もうウンザリです。
データ整理って、ほんとメンドー。

しかも、やっぱり前のハードはディスクが少しイカれていたらしく、
いつのまにか壊れてる Jpeg 画像データも多々あり、さらにショック。

あると便利な PC だけど、所詮は機械。
壊れることもあるから、過信はキンモツ。

今では、仕事も遊びも趣味も、PC ありきの生活になっているから
悲しいかな、これがないと何も始まりません。

PC あっての人なのか。
人があっての PC なのか。


うーむ。
 引き続き、旅行の話。


さて、二泊三日の中日、二日目の午後に訪れたのは、萩市にある松蔭神社と松下村塾。

松蔭神社は、吉田松陰さまが学問の神様として祀られている神社です。

ここはあまりマジメに写真を撮ってません。
さすがに撮り疲れ。

というわけで、かろうじて、



鳥居だけ。

まあ、天気は上々でした。


そして、



松下村塾の中。


神社よりも、塾よりも、
この場でワタシが何よりも枚数かさねて撮ったのは、



そう、にゃんこです。

ゾロゾロと歩くワタシ達ツアー客の中に、いつのまにか紛れ込み、
まるで神社内を案内するかのように本殿までついてきた、一匹のにゃんこ。



観光客にエサをねだるような素振りもなく、
ただ、ただ、ひたすらにワタシ達から、付かず離れずの状態で歩き続けるにゃんこの姿は
ただ、ただ、可愛らしく。

まるで導くようなその足取りに、
「神社の御使いなんじゃないか?」 との声もあり、
ツアー客の反応は、まるで思わぬところでゲーノー人に出会ったかのような盛り上がり。

そして、本殿に到着すると、



まるで
「あたくし、これで役目を終えましたわ」 とでもいいたげに、一休み。

意外と、神社で飼われてる猫なのかも。
ノラにしては、毛並みもきれいだったし。



にゃんこに名残を惜しみつつ神社を後にし、
萩市の町中で昼食をとりましたが、その近くにあった窯元の壁に、



なんじゃこりゃーっ。

で、寄ってみた。



は、はにわーっ。
はにわクンがオブジェになって、壁にくっついてるう。

これは、なかなかインパクトあり。
虚ろな目が、コワイ。


そして、その近くで見つけたのが、



ふ、ふたごの老婆ーっ。 の、石像らしい。
夢に出てきたら、ちょっとコワイ。




ハンプティ・ダンプティが、塀から落ちた……わけではない。
これも石のオブジェらしい。

うーん、あなどれない、萩市。



さて、バスに乗って次は岩国市を訪れ、やってきたのは錦帯橋。



木造五連アーチの錦帯橋は、日本三名橋の一つに挙げられているのだとか。
江戸時代から変わらない姿だそうで、
橋の弧が、まあキレイだこと。




橋の上から。
上ってみると、結構勾配がある。
最近、運動不足なので、端から端まで歩くと、ちょっとツラかった。


橋を渡って、しばらく行ったところにあったのが、白蛇観覧所。



ああ、まるでシロヘビさまが、ロープのようだっ。
誰かが枝にワザと巻きつけたんじゃないか? と思ってしまうくらい対称的な2匹のシロヘビさま。

あまりにジッ……として動かないので、
焦れたマンマが、ガラス越しに 「動けっ、動けっ」 と身振り手振りで脅かしていた。
あんたは、ハリー・ポッターに登場するダドリーかい。

ちなみにシロヘビって、アオダイショウの色素細胞のない変種だそうです。
アルビノってやつ?




全然関係ないけど、白蛇観覧所の前にいたにゃんこ。

やっぱりワタシは、ヘビよりも、毛のある類の方が好きだ。







近くにあったバラ園では、ゴージャスなバラの花が麗しく咲いていました。


そして、



またかい。
また、にゃんこかい。

バラ園の近くのベンチで。
よく寝てる。近付いても起きません。


それにしても、この日だけで、にゃんこを間近に何回見たことか。
うれしい。


二日目は、これで終了。
夜は広島に入り、食事はお好み焼き。
広島風お好み焼きは、すごく美味いけど、麺が入っているので量がキツイ。
完食したけど。


おまけ。



移動中のバスの窓から見た、雲の階段。
単純にキレイだったので、撮ってみた。
さて。
引き続き、旅行の話。
 
 
ツアー2日目に訪れたのは、山口県の秋吉台。
 
「日本最大のカルスト台地」 ということで、学校の教科書に必ず出る場所。
でも、名前だけは知っていたけど、今まで一度も来たことがなかった場所。
 
といっても、今では 「カルスト」 の意味さえ忘れてしまったワタシですが
辞書によると、カルストとは石灰岩台地のことで、
石灰岩は水に溶けやすいから、独特の溶解浸食地形が見られるのだとか。
 
 
これが、カルスト台地・秋吉台。
緑の中にところどころ見えているのが、石灰岩のようで。
のどかなようで、ビミョーに荒涼としている感じ。
2億年前に誕生した、はるか昔から続く光景。
 
気が遠くなる。 
 
 
岩の一つをアップで見ると。
 
 
これはこれで、なかなか模様が美しい。

 
 
さて、続いて訪れたのは、これも有名な秋芳洞。
秋吉台の地下 100m に広がる大鍾乳洞です。
 
薄暗いトンネルを抜けて、目の前に現れたのは。
 





なんともスゴイ光景です。
まさに、洞窟。
つい、横溝正史の 「八つ墓村」 に出てくる鍾乳洞を思い出しました。

今は観光用に整備されているけど、
昔は 「水神のすみか」 と言われて、地元の人は誰も近づかなかったとか。
わかる気がします。
こんなところに入り込んだら、二度と出られなくなるかもしれない。
奥へ進むのが恐ろしいような、それでも進んでみたいような。
 
 


これは 「岩窟王」 と名付けられている鍾乳石。
まさしく、人の顔のよう。
ファンタジー映画に出てくる CG の岩人間のようですが、
突然目が開いたり、口を利いたりはしませんでした。当たり前。




そして、「黄金柱」。
言うことなし。見事な鍾乳石っぷり。
ピンがボケてしまったのが、残念。

1cm 成長するのに 100年近い月日を費やすという鍾乳石ですが、
億千万の時間をかけて、ここまで成長した姿を見ると、まさに圧巻。
いや、むしろ脅威すら感じます。

何十年の人生であれこれ悩むことすら、何となくバカバカしく思えてきました。

でも、もしも鍾乳石にも心があったら、
何億年もじっと立ちっ放しで、100年かかって 1cmのびる、なんて悠長な人生は、
退屈で退屈で仕方がないかもしれない。

そんなこた、どうだっていいんですが。




そしてこれは、能登の千枚田のように広がる 「百枚皿」。
ホントに百枚あるかどうかは、数えてないから判らないけど。


そして、



ようやく出口が見えたときには、妙にホッとしました。

洞窟内にいる間は、
薄暗い中、ちょっとした横穴とかをいろいろ探検してみたい気持ちになっていたけど、
出口に来て、明るい日の光を見てしまうと、
今までの薄暗さが、自分とはどこか相容れない場所のような気がして
なんか解放された感がありまして。

やっぱ、人間、光に当たらないとダメだわ。




外の光の中では、洞窟から流れてくる水すら、どこか清涼感があり。




これが、秋芳洞の出口。
いかにも、「入って来い、入って来い」 と、人を誘っているような外観です。


ホントはもっとゆっくり見て回りたかったけど、ツアーなので時間制限があり、
それがちと残念。

ともかく、この秋芳洞は、今回のツアーの中でイチオシの場所。
機会があれば、この億千万の時間が作った光景を、また見に来たいものです。



さて、余談。

秋吉台にある 「台観望」 という展望台近くで売っていた 「夏みかんソフトクリーム」 を
食べてみた。
名物だということなので。



食べかけですが。
爽やかなアイスでございました。

ちなみに、



看板娘の 「なっちゃん」 だそうです。
美人です。

でも、マネキンです。残念。
 さて、コイです。

恋。

濃い。何が?

来い。どこへ?


ではなくて。

鯉です。魚の鯉。

今回は、鯉の話。


特に理由もなく先延ばしにしていた、5月の山陰ツアー旅行の話を
そろそろ書いてみようかな、と思い立ったわけで。

さて、ツアー1日目。
この日は、山口県の津和野町というところを、みんなでゾロゾロそぞろ歩き。

津和野町は、かの文豪・森鴎外生誕の地。
小京都とも称されるその町並みは、やはりどこか風情があって、趣き深く。





この界隈は、かつての家老宅があった地域だそうで、
当時の面影を残すなまこ塀が続いています。


そんな中に、



ゴシックな教会もあったりなんかして。

和洋のコントラストが、また何とも。


だが、しかし。

ワタシが、ここで語りたいのは、
情緒ある町並みでも、
まばゆい教会の外観でもなく。

鯉です。鯉。


津和野は、鯉の町と呼ばれているそうで、
町を案内してくれたガイドさんに進められるままに
道沿いの掘割りに視線を向けてみると。




お、鯉。




鯉がいる。




こ、鯉だーっ。
鯉が攻めてきたーっ。


何ということでしょう。
大群です。

巨大な鯉が、ところ狭しと掘割りの中を泳ぎ回っているじゃありませんか。


「爺、コイとは何じゃ?」

「はっ、コイは魚の一種でございまして、
あらいなどにして食すと、なかなか美味でございます、若」


ちがーう。
『コイ』 がちがう。
世間知らずの若が聞きたいのは、『恋』。

ここにいるのは、『鯉』。

そんな時代劇の一幕を妄想してしまうほど、
立派な鯉が何十匹もいるわいるわ。

この光景には、ちょっとビックリ。いや、かなり。

どれも丸々と肥え太って、
爺ではないけど、食ったら、すごく美味そう。


……いや、別にワタシは
鯉を見ればすぐ 「食いたい」 と思うような浅ましい人間ではありません。
普段は。

それほどまでに、見事な鯉っぷり。
いったい何年生きてんだ、この人たち。
そのうち、妖怪にでも変化してしまうんじゃないか?




人の姿を見て、
エサをくれると勘違いでもしたのか、重なり合うように寄ってくる姿も、壮観。

壮観すぎて、ちょっとコワイ。
もし、この堀の中に落ちたら、きっとワタシは食われてしまう……かもしんない。




黄金のお鯉さまも。

いや、金色なので、ちょっと格が高そうな気がして、
「さま」 をつけたほうがいいのではないか、と。


とにかく、この鯉たちを見ただけで、
いろいろ回った津和野の観光スポットのことが
頭の中からすっかりブッ飛んでしまったワタシです。

他にも見るべきところがたくさんある、いい町なんですよー。
取って付けたように言いましたが、取って付けた訳ではありません。


あ、そうそう。

もう一つ興味を引いたものがありました。

それは、津和野名物 『焼きアイス』。
津和野では、今、ちょっとしたブームになっているとか、いないとか。


この名を聞いて、

「焼きアイス? アイスを焼くの? どうやって?」

……という素朴な疑問が浮かんだワタシ。

で、買ってみた。



こゆヤツ。

あ、なるほどね。

ブリオッシュのパンの中にアイスを挟んで、グリルで焼いたもの。
実際に焼かれているのは、アイスではなくパンでした。

なんか、昔聞いたことがある 「天ぷらアイス」 を思い出しました。


で、食べてみた。



パンの中から、冷たいアイス。
不思議な食感です。
でも、キライじゃない。

キライじゃないけど……なんかビミョー。

クロワッサンだったら、もっといいかも。


……てなわけで、山陰旅行1日目の報告でした。


ほとんどが、
恋、ではなくて、鯉の話でしたが (しつこい)。
プロフィール
HN:
J. MOON
性別:
女性
自己紹介:
本を読んだり、文を書いたり、写真を撮ったり、絵を描いたり、音楽を聴いたり…。いろいろなことをやってみたい今日この頃。
最新コメント
承認制なので表示されるまでちょっと時間がかかります。(スパムコメント防止のため)
[02/07 名無権兵衛]
[06/20 ななしのごんべ]
[05/14 ヒロ]
[04/19 ヒロ]
[11/06 ヒロ]
いろいろ
ブログパーツやらいろいろ。
※PC環境によっては、うまく表示されない場合があります。


●名言とか





●ブクログ





●大きく育てよ、MY TREE。



●忍者ツール



ランキング参加中
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
月毎の記事はこちら
ブログ内検索
携帯版バーコード
RSS
Copyright © 日々是想日 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by ラッチェ Template by Kaie
忍者ブログ [PR]