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蝶になった夢を見るのは私か それとも 蝶の夢の中にいるのが私なのか 夢はうつつ うつつは夢


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花だ。
花が足りない。
花が見たい。

……というわけで、唐突に花が見たくなり、『しょうぶ祭り』 に行ってきました。

場所は、砺波にある頼成 (らんじょう) の森。
全国森林浴の森100選にも選ばれたという森林公園です。

ここ数日は雨がちだったから、心配だったけど、
今日は天気も良くて、とっても花日和。
人もたくさん来てました。




沈床庭園の中に、板を渡した通路があり、
なんか花札の図柄で、こういうのがあったなあ、という光景。
こういう小さいショウブ園が、細長い敷地内に幾つも連なっていました。

一言でショウブといっても、もちろんいろいろな品種があって、











このほかにも、たくさんたくさん咲いていて、タイヘン美しゅうございました。

それぞれの品種には、ちゃんと名前がついていて、
それがまた、いちいちミヤビな名前。

『湖水の色』 (こすいのいろ)、『新夜の虹』 (しんよるのにじ)、
『朝日空』 (あさひぞら)、『神路の雪』 (かみじのゆき)、
『花月夜』 (はなづきよ) ……などなど、これ全部、品種名。

なんとまあ、想像力をかきたてる名前なんでしょう。
命名した人、いいセンスしてますね。






名前だけでなく、花自体のたたずまいも雅やか。
バラやヒマワリみたいにガッツリ目立つ花では決してないけど、
しっとりと清楚に咲く様子が、とても美しいです。


ショウブ園の突き当りには、『トンボ池』 という池があります。



一面、ハスの葉が茂っていて、池というより、沼っぽいイメージ。




花には、イトトンボが止まってました。
なるほど、トンボ池。




こっちの花を撮ったら、たまたまカエルが手前に写ってた。
花を観賞しているように見えて、ラブリー。

水中にはオタマジャクシがうようよいて、
中には、もう手足が生えているものも数匹。



このヒトは、カエルになる寸前のようで、尾っぽも短くなってました。
ときどき微動するだけで、ずっと水中でこの姿勢のまま。
どうしたいんだ。何がしたいんだ。




大胆に足を広げて無防備にお腹を見せて泳いでいるのは、たぶんマツモムシ……だと思いますが、
小さいときに見たきりなので、自信はありません。
なぜムシなのに背泳ぎしてるのかも、わかりません。

てな感じでイキモノたちを見ていると、意外なヤツも登場。



ヘビです。ヘビ。
水面を器用にシュルシュル滑ってきました。

いきなり現れたヘビに、驚くよりも 「うわ、珍し」 と思って、よく見ようと覗き込んだら、
逆に向こうがチョー驚いたらしく、
「わ、ヤベッ」 みたいな感じで水しぶきをたてて逃げていってしまった。
……長い人生の中、ヘビに驚かれる、という体験もなかなかないと思うけど、
ヒトの顔を見るなり逃げ出すとは、失礼なヤツである。


この池は、モリアオガエルの産卵地らしく、
池の上の枝には、



こんなふうに泡状のタマゴのカタマリがいくつもぶら下がってました。
モリアオガエルって、こんなふうにタマゴを生むのね。
ちなみに、タマゴの左上のある枝に、ヘビがいました。胴体、見えてます。
タマゴを狙ってるんでしょうか。

それはともかく。






優雅な花々の姿を久しぶりに見ることができて、満足満足の1日でした。
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最近、ちょっと悩んでいること。

ワタシはアパートの1階に住んでいるんだけど、
数ヶ月前、ワタシの部屋の上に新しい入居者が引っ越してきた。

以来、足音、物音がハンパない。

今までにも、何人かが短いスパンで出たり入ったりしていたけど、
今度のヒトはなかなか豪快である。

なんというか、歩く時もカカトから歩いてます、という感じで
ワタシの部屋の天井に、結構な大きさで響いてくる。
なにしろ、下の部屋にいながら、上の住人がどこからどこに移動したのか
足音で判ってしまう。

『毎日、引越しの準備ですか?』 と言いたくなるほど、ガッタン、バッタンという物音も多い。


それだけじゃない。

どうやら、上の住人はオンライン・ゲームにハマっているようで、
相手と電話しながら夜中にゲームをやっていらっしゃる。
窓全開で大声で喋ってるもんだから、その声がツツヌケ。
電話じゃなくても、ゲームをしていると、一人でいるにもかかわらず思わず叫んでしまうらしい。

静かな夜に、突然そんな声が聞こえてくると、正直ギクッとしてしまう。

だって、

『てめーら、とっとと死ねっ』 とか
『こいつら、ぜってー殺す』 とか
『何でジャマすんだよっ』 とか
夜も更けた2時、3時頃に大声で叫ばれると、
こちらとしては、とても穏やかではない。


ワタシのトモダチなんかには、
「そんなの、大家さんに言って注意してもらえばいいじゃん」 とか
「直接言ってやれば」 とか言われるけど
今まで2階の住人のことで特に悩んだことがないワタシとしては、
「うーん、まあねえ……」 と答えるだけ。

上のヒトが来てから、もう数ヶ月経ってしまったため、
「今さら言い出すのもなあ……」 という気持ちもあるし、
いちおう同じアパートで顔を合わせる人と、メンドーなことになりたくない、という気持ちもある。
なによりも、ウンザリしつつも、
いい加減ウルサい状況に慣れてきてしまった、というのもある。

天井に響く足音、物音ならともかく、
夜中に 「死ねっ」 とか 「殺すっ」 とか叫んでいるあの声は
ワタシだけじゃなく、他の部屋の人にも絶対聞こえているはずで
それでもいまだに声がし続けているということは、
他の人は何も言わないでいる、ということ。

ということは、この程度のことはガマンすべきなのか?
……とかいうことを、考えてしまうワケで。


昔はともかく、
最近は、引越ししてきても、隣や上、下の部屋の人間に挨拶しにくるヒトもほとんどいない。
ワタシ自身、隣に住んでいるヒトの名前も、表札で知るぐらい。
言葉を交わしたことがないヒトもいる。
顔を合わせたときに、挨拶をする程度。
地域防犯上、ヒジョーに危ういアパートなのである。

そんな希薄な人間関係の中で、特にコトを荒立てるのも逆にメンドー。
だって、いくらゲーム上の出来事とはいえ、
夜中に外に響き渡るような声で 「殺すっ」 「死ねっ」 とかゆってるヒトだし。
文句を言って、逆ギレされてもヤだ。

ということで、結局、うるさい上の部屋に悩みつつ、
ワタシも黙っている、というネガティブな結論にいつも落ち着くわけである。


そして、今夜も夜の静寂に声が響いてくる。

『あーもうイライラするっ』

そうですか。
こちらもです。
ヒトんちのにゃんこに、また会いに行ってしまった。



相変わらず、「ケンカ上等」 な目つきをしている。
ちょっとピンがずれたけど。

でも、





にゃんこっぽい仕草なんかを見てると、
やっぱ可愛いぜ、この野郎。

あー、癒された。
先日、富山のほうへ行く用事があり、
ついでに、ほぼ2年ぶりに元・会社の富山営業所に顔を出してみた。

会社の本社は石川県にあるけど、
富山の仕事がわりと多かったワタシにとっては、かなりひんぱんに訪れた営業所。

……のハズなのに、たった2年でもう場所を忘れかけていて、30分くらい迷子状態。
まあ、もともと方向音痴のワタシだから、それも仕方がないけど、
それにしても、覚えてないモンだ。
あれだけ通った場所なのに。


迷った末にようやくたどり着いた営業所は、デスクや棚の位置も昔のままで、
所長やパートさんが昔と同じように仕事をしている姿も懐かしい光景。
何の連絡もしないで、いきなり顔を出したので、さすがにビックリされてしまいました。
サプラーイズ。

実は、その日ワタシが訪れた数時間前に、
同じように会社を辞めて、別の企業に再就職した元・社員が
ワタシと同様、1年ぶりくらいにフラリと現れたということで、
それもあって
「同じ日に、退社した人間がいきなり2人もやってくるなんて、今日は何かあるのか?」 と
所長も驚いたようでございます。

それにしても、懐かしい顔に会うというのは、やっぱりイイものですね。
皆さん、それぞれ当時のままで変わってなくて、そこがウレシイ。


でも、所長も言っていたけど、今はやっぱり業界的にキビシイようで
富山方面でも、なかなか新規のクライアントを開拓できず、
既存の顧客も、印刷物に関してはあまり動きがなく、静かな様子。
外注のワタシに回ってくる仕事が少ないのも、仕方がない、ということで。
うーん、シビアだ。

そういえば、ちょっと前に、友人のデザイナーに声かけてもらって一緒に仕事をしたときも、
そういうシビアな話が出ました。

その子も、同じ会社にいた後輩なんですが、
ワタシよりも前に会社を辞め、独立してがんばっているデザイナーさん。
最近ようやくレギュラーで仕事がもらえるようになった、とのことですが、
それでも仕事がない時期はホントにヒマらしく、
1週間仕事がなくて、ガンプラばかり作っていた、というハナシも出て、
「そーか、今はどこも仕事が減ってるんだなあ。
ワタシがヒマなのも仕方ないことなんだなあ……」 と
なんとなく不安になるやら、「ワタシだけじゃないんだ」 とホッとするやら……。

いや、ホッとしてたらダメなんですけどね。

なんにしても、自分の力だけでやってくのは、なかなかタイヘンなんだなあ、と
今さらながら思う今日この頃。


そんな話もしつつ、懐かしの事務所で懐かしのひとときを過ごしてまいりました。

でも、結構長居したのに、
その間、事務所に電話がかかってくるわけでもなく、
所長に出かける予定があるわけでもなく、
ずっと雑談していたということは……やっぱりヒマなのか、お互い。

うーん、懐かしいけど、キビシさも実感した、そんな1日でした。
さて、久しぶりの更新。
といっても、特に書くこともないぐらい平穏無事な毎日を送っている今日この頃。

そういえば、先日、市役所から
「年に一度は健康診査を受けましょう」 という案内が届いた。
この案内が届いた人は無料で受診できる、とのことらしい。

2年ほど前に人間ドックを受けて以来、健康診断的なものは何一つやっていない最近のワタシ。
そろそろまたドック入りしようかな、と思っていたところなので
こういう無料のお誘いはとてもありがたい。

もともと医者も薬も大キライなワタシ。
ちょっと体調が悪くても、医者には絶対行かなかった。
だって、しばらくすれば直るんだもん。別に、わざわざ行かなくてもさ。

……てなことを考えていた昔は、何もしなくても健康でいられたけど、
今は、受診なり健康管理なり、何かしないと健康を保てない。
だから、「無料の健康診断」 という言葉にも、つい心を動かされてしまう、
そんな悲しい年齢になりました。
ヒトは、こうやって年をとっていくんだなあ、うん。


それはともかく。

人間ドックというと、どうにも忘れられないことが一つある。

以前、ドックを受けて、その結果が届いた時のこと。

その結果は、かなりワタシにとってショックだった。

別に、何か深刻な障害が見つかったわけでもない。
何らかの数値が平均を大きく上回っていて要注意、とかいうことでもない。

血が。
血液が。


ワタシは、生まれついての B型だ。
家族全員が AB型、という中、我が家で孤高を持している、そんな B型だ。
ヒトはワタシを 「典型的な B型だ」 と言い、
自分自身、B型以外ありえない、そう思っている。

いや、思っていた。
ドックの結果が届くまでは。


『 あなたの血液型   A型 』


……はい?

目を疑いました。

何ですって?

A?

A というと、アルファベットの一番初めの文字の?

二番目の文字じゃないの?

B でしょ、ワタシ?

見間違いですか?
それとも、病院側の書き間違いですか?
書き間違いでなければ、笑えない冗談ですか? いや、違うだろう。

でも、
何度見ても、そこには 「 A 」 の文字が。

……わりと長い人生の中、生まれて初めて我が身が固まった、この瞬間。

あまりにショックだったせいか、
この頃の他の記憶があまりありません。

うちのマンマすら、ワタシを B型だと思っていて、
この事実を告げると、ワタシ以上に狼狽してました。

「え、アンタが A型 ?
ウソやろ? いつ変わった?」

……えーっと、実は去年の今頃……って、変わるわけ、あるかーいっ。

「あらー、あらー、アンタが A型やったら、
ワタシももしかしたら AB型じゃないかもしれん。
姉ちゃんも ABやったけど、もしかしたら……」

いや、「もしかしたら」 って、
ワタシ、母、姉の家族そろって血液型が違ってたら、
ただのおまぬけファミリーではないですか。


……まあ、とにかく、こういう出来事があったワケで。
人間ドック、という言葉を聞くと、必ず思い出してしまう、失われた B型のワタシ。
ウン十年間 B型として生きてきたけど、
ホントのところ、世間のイメージ的にはほぼ真逆の A型でした、というお話。

あまりにショーゲキ的だったので、
その翌年の年賀状のネタにまでしてしまいました。

「お前はゼッタイ B型だ」
「B型以外、ありえない」

今までそう言ってくれた数多くのお友達の皆さま、
ゴメン、Aだったわ、ワタシ。
別に謝るコトでもないけどー。


しかし、B型という偽りのルーツがいつのまに定着したものか、
そのへんは、当事者のワタシはもちろん、うちのマンマすら判らない。
生まれてこの方、献血なんてヤツもしたことないから、ウン十年間気づかずにきたワケで。


それでもいまだに、
「いや、たぶんワタシは 若干 B型 に近い A型なんだろうな……」 と自分に言い聞かせている、
そんな往生際の悪いワタシなのです。
先日、実家にいたときに
マンマが突然 「ケータイ電話の使い方を教えてくれ」 と言ってきた。

はて。
マンマはすでに数年前からケータイを持ってるハズ。
何を今さら、と思ったら、
「実は、ここ3年間以上、一度も使ってない」 とのこと。

誰にかけるでもなく、メールをするでもなく、
使いもせずに家に置きっぱなし。
使わないけど、毎月の請求だけは支払っている、という、ヒジョーにもったいない話。

「何で使わない?」
「だって、家の電話があるから」
「じゃあ、何でケータイ買った?」
「だって、何かあった時に困るから」

……何かあった時にケータイが家に置きっぱなしの状態で、いったい何の役に?
それじゃ、イエ電と変わりませんよ、お母様。
ケータイは、携帯してこそのケータイです。

確かに、最近のマンマからの電話は常にアパートのイエ電宛てだったし、
メールも PC からばっかり届いてたなあ、と思い当たるフシがあり。


そこで、イキナリのケータイ講座、開始。

教えるといっても、
ケータイを買った当初は、うれしがって電話やメールをしてきたりしたし、
基本的な使い方はクリアしているんだろうと思っていたら、

「電話に出るときは、どのボタン?」

……そこからですか?
冗談ですか、ホンキですか?

そんなことも知らないまま、よくケータイを持ち続けたな、このヒト。
マジで使ってなかったんかい。
マンマの友人にも、ケータイではなくてイエ電のほうにかけてくれ、なんて言ってるらしいから
そりゃ使う機会もないだろう。

「使わないから忘れてしまって」
「だから使いなさいよ」
「必要ないでしょ」
「だ、か、ら、じゃあ何で買ったの」
「だから、なんかあった時に」

……もう、それは判ったから。


そこから、小一時間。いや、小二時間。

「じゃあ、電話を切るときは?」
「電話をかけるときは?」
「メールを見るときは?」
「どうやって元の画面に戻すの?」
「Clear って、何のボタン?」
「あら、この丸いトコ押したら、なんか番号出てきたよ。これ何?」
「あら、何で今、画面消えたの?」

……全部、基本的なコトやないかーい。
と、いちいちツッコミを入れるのも疲れ果て。
初心者にもホドがありますぜ、マンマ。
なにしろ、ケータイの電源の入れ方すら知らないんですから。

説明してもなかなか覚えないし、何度も同じコトを聞いてくるし、
内心ちょっとイラッとしながらも、根気よく教えましたよ、ええ。
年寄りだし、もともと機械全般がニガテなヒトだし、
分厚いマニュアルを読む根性ももちろんないし、仕方ないといえば仕方ない。

「マナーモードとやらにする時は?」
「一番右下のボタンを長く押すの」
「……あれ、シャープが出たよ」
「……長押しだっつーのっ。2、3秒くらい押しなさいっ」


……ホントに疲れた、この小二時間。

とりあえず、慣れるためにはできるだけケータイを使いなさい、と言ったものの、
この調子だと、どこまで教えたことを覚えているか、不安。


そして、数日後。
アパートへ戻ったワタシの元へ、マンマからメールが。
もちろん、PC to PC。

『いろいろ教えてもらったけど、やっぱりケータイは苦手。
そのうち、また使うから、その時また教えて』


……返せ、ワタシの小二時間。
プロフィール
HN:
J. MOON
性別:
女性
自己紹介:
本を読んだり、文を書いたり、写真を撮ったり、絵を描いたり、音楽を聴いたり…。いろいろなことをやってみたい今日この頃。
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