役所から一通の封書が届きました。
公の機関から手紙やハガキがくることは滅多にないので
「なんだなんだ、市民税も年金もちゃんと払ってるぞ」 とビクビクしながら見てみると、
その市民税についての通知。
なんでも、ワタシが市民税を払い過ぎているということで、
それを還付したい、という連絡でした。
どうやら重複して納めていたようです。
戻ってくる額が結構大きいので、ここは素直にウレシイ。
何しろ、10万以上……。
というか、重複していることに気づかず、そんな額のお金を払う方も払う方ですが。
お金といえば、最近、ジャリ銭がむやみに貯まって、ちょっと思案しています。
10円やら1円やら、サイフにジャラジャラ入っているのがイヤなので、
小銭だけ取り出して、家の貯金箱に貯めてあるんですけど、
すでにその貯金箱もいっぱいです。
そりゃそうだ。使わなければ減りません。
なので、最近買い物に行くときには、
必ず999円をサイフに入れて出かけることにしています。
500円玉1枚、100円玉×4枚、50円玉1枚、10円玉×4枚、5円玉1枚、1円玉×4枚。
全種類の小銭をこれだけ揃えておけば、
どんな金額にも対応できるし、確実に減る。
そう思ってのこと。
でも、ときどき失敗します。
1軒めで879円使った後、
「ああ、これで残りの小銭は120円だわ。またちょっと小銭が減ったわ」 と、
ヒジョーにすがすがしい気分で店を出るのですが、
次のお店で 「1251円です」 とか言われた日には、
泣く泣く2000円を出して、749円のオツリをもらうハメになってしまいます。
持って出た時と小銭の枚数はあまり変わりません。
結果、あまり減りません。
ということを考えてみると、必ずスリーナインをサイフに入れておく、という試みは
わりとムダなあがきなのかもしれません。
いや、ムダなのでしょう。
いや、絶対ムダです。すげームダ。
小銭は増える一方です。
小銭だけではなく、家の貯金箱も1つでは足りず、
シルバー系小銭用、ブロンズ系小銭用、1ケタ用の3つに増えました。
999の呪いのように、増殖していきます。
オーメンです。ダミアンです。
ああ、あれは666か。
ここまでくると、最近は
むしろ、少しずつたまっていくことに、快感すら覚えるようになりました。
そう、実はワタシは預金通帳の数字を見て、ほくそ笑むタイプです。
このままいったら、どこまでたまるかな。
くすくすっ。