お正月に１度降って以来、今年はホントに雪が少ない。
この前まではいい天気が続いていたけど、
今日あたりから、また雪が降り出すとか。
とりあえず、晴れ間をねらって、今年初の庭探検など。
冬・真っ只中の今の時期、さすがに色鮮やかな花の姿は見当たらず、
枯れた枝や、しおれた草木がひしめいて
どこを眺めても、なんかワビ・サビの世界……
と、思っていたら。
何をおっしゃる。
いやいや、そんなことはない。
ワタシがいるじゃありませんか。
今が花の盛りです。
……とばかりに、庭の片隅で気を吐いているのが、
この、ロウバイ。
漢字で書くと 『蝋梅』。
その名前からして、梅の仲間だと思いますが、
花はあまり梅らしくありません。
でも、つぼみのつき方などは、確かに梅っぽい。
色彩のない庭の中で、黄色い花と丸いつぼみが点々と枝を彩っています。
地味に、かわいらしい。
彩り、といえば、
去年の10月頃に青い実をつけていた、とある植物。
これね。
この頃は、まだ 『青二才』 という感じですが、
それが今ではすっかり、
色づいてました。
『お年頃』 になっちゃったのね。
直径が１円玉ぐらいの、わりと大きな実です。
木の下は、落ちた実だらけ。
枝についているよりも、たくさん落ちています。
落ちてる実を見ていると、ビンボー症のワタシとしては、
理由もなく 『ああ、もったいない』 と思ってしまいます。
別に自分が食べるわけじゃないんだけど、
なんか、もったいない。
MOTTAINAI は、いまや世界の言葉です。
時々、尻尾の長い鳥が、この実を食べにやってきます。
コイツです。
鳥って、数羽で群れて行動する、というイメージがあるけど、
コイツはいつも一羽でやってくる。
尻尾を振り振り歩く姿が、わりとキュート。
さて。
他の植物達は、春に向けて芽吹く準備の真っ最中。
冬が明けるのが楽しみです。
こんなものも見つけました。
木の枝にくっついてました。
たぶん冬の間に虫が寝床にしていた、カラ。使用後。
これは、使用中。
まだ中に入ってるっぽい。
ノックしたら怒られそうなので、そっとしておきます。
こうやって見ると、鮮やかさはないものの、冬の庭も悪くない。
枯れ木も空の賑わい、ってね。
さてさて。
途中になっている小説 「PURPLEHAZE」 につきましては、
来週明けぐらいから、続きを掲載していく予定です。
去年の11月、12月頃には、なんとなく書き悩んでいたフシもあるんですが、
何とか収まりがつきそうです。
お時間のある方は、立ち読み程度にお寄りいただければ、と思います。
