だいぶ更新をサボってしまいました。
バタバタが続いています。
……が、そんな中、
今日は友人のお誘いメールで、
金沢市の内川地方でやっている「内川鎮守の森ギャラリーⅡ2008」に行ってきました。
これは毎年この地域で開催されているアート・イベントで、
いろいろなアーティストの作品が内川の自然の中で展示される、というもの。
簡単な内容はこちら。
http://www8.plala.or.jp/tinjunomori/index.html
今年は10月31日~11月3日まで開催。
作品展示の他にもパフォーマンスなどがありますが、
特に今日は、モンゴル出身のサェハーンさんという方の琴の演奏と踊りがある、ということで
ぜひ見てみたい! と思い、出かけていったわけでございます。
サェハーンさん、むっちゃキレイな方でした。
彼女の名前はモンゴルの言葉で「美しい」という意味なんだそうですが、
まさに名は体を表わす、という感じ。
モデル、ダンサーとしても活躍されてるそうで、
NHK の朝の連ドラ 「ちりとてちん」 にも出演されていたとか。
本当は今日撮った写真を載せたいところだけど、
なんかいろいろ問題があるようで、それは自粛。
上手な日本語をまじえて演奏する琴は、見た目も音も日本のものより骨太な印象。
モンゴルでは、ヤトグと呼ばれている琴だそうです。
演奏曲を聞いていると、どれも大陸的な印象。
草原、土、風……そういったイメージが浮かびました。
野生馬が思いっきり駆けてるような。
まあ、モンゴルの曲だから、当たり前といえば当たり前かもしれませんが。
とにかく不思議な音色でした。
マイナー音がたくさん入っているのに、日本の曲のように沈んだ感じではなく、
カラッと晴れやかな音色。
日本の琴は、ちょっと甲高くて神経が細い音、という感じがして、ワタシは少し苦手なんですが
このヤトグの音は、それよりも豪胆で、それでいて繊細さも併せ持つ、そんな印象を持ちました。
もともと民族音楽は好きなんですが、
やっぱりいいなあ……と、しみじみ感動。
休憩時間に振る舞われたモンゴルティーも美味。
モンゴルでよく飲まれるのは、塩を入れたミルクティーだとか。
今日出てきたお茶も、それでした。
最初は、えっ、塩っすか、マジで? と思ったものの、
飲んでみると……これが、なかなか美味い。
塩キャラメルの甘くない版、みたいな。ちょっと判りにくいかな。
でも、病み付きになりそうです。
ウチで時々チャイを飲むことがあるけど
今度から砂糖ではなく、塩を入れて飲んでみようかな……と、すぐに影響されるワタシ。
やがて演奏と踊りも終わり、
美女の笑顔に癒され、
大陸の音楽に癒され、
未知なる味に癒され、
演奏後は気分よく家路につきました。
だから、帰り道で
やんちゃな車に後ろから煽られても、
大らかな気分で許すことができたワタシなのでした。
……って、んなワケあるかいっ。
あんな暗い山道でスピード出すんじゃないっ。
イニD かぶれかっ。何を攻めてんだっ。
どんなに癒されようと、腹立たしい時には腹が立つ未熟なワタシです。
久しぶりに車の中で 「バカヤローッ」 と怒鳴ってしまった。
あーすっきりした。